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首都圏中古マンション市場動向(19年10月)|変調の兆し!?

東日本不動産流通機構は11月11日、「月例マーケットウオッチ・サマリーレポート」(10月度)を発表。

同レポートには首都圏の中古マンション市場動向も記されている。

中古マンション

首都圏概況

  • 成約件数は前年比マイナス10.5%の2ケタ減となり、5ヶ月ぶりに前年同月を下回った。成約m2単価は前年比で5.7%上昇、成約価格も同5.7%上昇し、ともに9ヶ月連続で前年同月を上回った。専有面積は前年比でほぼ横ばいであった。

地域別動向

  • 成約件数は前年比ですべての地域が減少し、東京都区部は9ヶ月ぶり減少、多摩、横浜・川崎市、神奈川県他、埼玉県は2ケタ減となった。成約m2単価は横浜・川崎市を除く各地域が前年比で上昇し、東京都区部が10ヶ月連続、埼玉県が4ヶ月連続、千葉県が3ヶ月連続で前年同月を上回った。

これだけではよく分からないので、同機構が過去に発表したデータも含め、首都圏中古マンション市場動向のトレンドを可視化してみた。


もくじ

成約単価・在庫件数・成約件数の推移(首都圏)

首都圏の中古マンションの成約単価は、新築マンションに引っ張られるように13年4月頃から上昇し、17年4月に50万円を突破。その後は鈍化(次図)。

19年10月の成約単価は53.45万円(前年同月比5.7%増)

中古・新築マンション単価の推移(首都圏)
(新築マンションの発売単価は、不動産経済研究所データによる)

 

首都圏の中古マンションの在庫件数は、大きく波を打ちながら増加傾向にあったが、5万戸を目前に頭打ちになってきた(次図)。

中古マンション在庫件数の推移(首都圏)
 

首都圏の中古マンションの成約件数の推移を次図に示す。

10月の成約件数2,771戸は、前年同月比で▲10.5%減。

中古マンション成約件数の推移(首都圏)


首都圏の成約単価は鈍化、在庫件数が頭打ちとなるなかで、成約件数は前年比で▲10.5%の大幅な減少(次図)。中古マンションの需要変調の兆しなのか……。

中古マンション成約件数前年同月比の推移(首都圏)

成約単価・在庫件数の推移(1都3県)

1都3県の中古マンションの成約単価の推移を次図に示す。

都内の成約単価は、18年3月(70.21万円)以降、70万円前後で足踏み状態が続いている。

中古マンション成約単価の推移(1都3県)


1都3県の中古マンションの在庫件数の推移を次図に示す。

都内の在庫件数は、大きく波を打ちながら増加傾向にあったが、2.7万戸前後で頭打ちになってきた。

中古マンション在庫件数の推移(1都3県)

成約単価・在庫件数の推移(23区)

23区の中古マンションの成約単価の推移を次図に示す。

23区では、次の順に成約単価が高い傾向が見られる。

  • 都心3区>城西>城南>城北>城東

都心3区の成約単価は、19年9月に120万円を突破したが、10月に再び下回った。120万円が天井なのか……。(次図)。

中古マンション成約単価の推移(23区)

  • 都心3区:千代田、中央、港
  • 城西地区:新宿、渋谷、杉並、中野
  • 城南地区:品川、大田、目黒、世田谷
  • 城北地区:文京、豊島、北、板橋、練馬
  • 城東地区:台東、江東、江戸川、墨田、葛飾、足立、荒川


23区の中古マンションの在庫件数の推移を次図に示す。

23区内の在庫件数は、概ね高水準を維持

中古マンション在庫件数の推移(23区)

まとめ

中古マンションの需要変調の兆しなのか……。

  • 首都圏
    成約単価
    は、新築マンションに引っ張られるように、13年4月頃から上昇し、17年4月に50万円を突破した後は鈍化在庫件数は5万戸目前に頭打ち成約件数は前年同月比▲10.5%減
  • 都内
    成約単価
    は、18年3月(70.21万円)以降、70万円前後で足踏み状態。在庫件数は2.7万戸前後で頭打ち
  • 都心3区(千代田、中央、港)
    成約単価
    は、19年9月に120万円を突破したが、10月に再び下回った。120万円が天井なのか

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2019年6月1日、このブログ開設から15周年を迎えました (^_^)/
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