国交省は8月23日、羽田新ルートに係る「飛行検査」の実施期間を公表した。
実施期間は、8月30日から12月下旬、時間帯は午前6時~午前8時。
1.新飛行経路に関する飛行検査の実施について
- (前略)下記期間中において、東京都、神奈川県、埼玉県及び千葉県上空において、小型の飛行検査機を用いた飛行検査を実施いたします。飛行検査の概要や各検査の詳細、経路、頻度等については別紙をご覧下さい。
2.実施期間
- 期間:令和元年8月30日(金)~12月下旬[土日祝日含む]
- 時間:午前6時~午前8時を中心に実施
- ※羽田空港の運用への影響を最小限にするため、上記時間帯に実施いたします。
(ILS(計器着陸装置)に関する検査)
当初予定通り、8月末から「飛行検査」が実施されることになった。
飛行検査は、新たに整備した航空保安施設(電波や灯光等により航空機の航行を援助するための施設)の稼働状況等の確認や、新飛行経路の出発・到着のための飛行方式の安全性の検証が目的。
6人乗りの小型機(セスナCJ4)で行われるので、大型旅客機による機影インパクトや騒音の大きさを体感することはできない。
国交省の目論見どおり、来年3月29日の羽田新ルート運用開始に向けて、着々と手続きが進んでいる……。