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羽田新ルート|今回もFAQ冊子をこっそり差し替え

最近、FAQ冊子が「v.5.1.1」から「v.5.1.2」にバージョンアップされた。どのような変更が行われたのか?
こっそりとデータを差し替える姿勢は、厚労省の勤労統計不正を想起させるようでいただけない。


もくじ

FAQ冊子がv.5.1.2にバージョンアップ

国交省が運用している「羽田空港のこれから」というサイトに掲載されているFAQ冊子。最近「v.5.1.1」から「v.5.1.2」にバージョンアップされたことをご存じだろうか(次図)。

FAQ冊子がv.5.1.2にバージョンアップ


Google Chromeを使ってデータ更新日を調べてみると、約1週間(5月10日)に更新されたことが確認できる(次図)。

Google Chromeを使ってデータ更新日を調べてみる

これまでのバージョンアップ

17年の夏頃に「v.2.1」から「v.3.0」にバージョンアップされたときには、騒音の影響が及ぶ地域名が削除されていた(次図)。国交省に変更理由を電話照会すると「貴重なご意見として今後の検討の参考にさせていただきます」との紋切り型の回答。

※詳しくは、「国交省の体質!? 国民に知らせず公表データ差し替え」参照。

「v.2.1」から「v.3.0」にバージョンアップ


また、今年の1月ごろに「v5.0」から「v5.1」にバージョンアップされたときには、飛行ルートの一部が拡がるかたちで修正(3枚)されていた(次図)。

※詳しくは、「羽田新ルート|FAQ冊子こっそり差し替え!?」参照。

南風時の新飛行経路(案)について(1大田区)P93

今回はどのような変更が行われたのか?

「v.5.1.1」と「v.5.1.2」で枚数は変わっていない(全部で128枚)。どこが変わったのかザックリ見比べていて気づいたのは3枚(P3、11、17)。
3枚とも、国内線・国際線の利用状況の人数と発着回数が増加する値に差し替えられている。「v.5.1.1」が2016年実績だったのが、「v.5.1.2」では2017年度実績に差し替えられているのである(次図)。

国内線・国際線の利用状況の人数と発着回数が増加する値に差し替え

ほかのデータは差し替えられていなのに、国内線・国際線の利用状況の人数と発着回数だけ差し替えられた。国交省は利用状況が増加していることをよほど強調したかったのか

この資料を目にする人にとって実質的な影響はないのかもしれないが、こっそりとデータを差し替える姿勢は、厚労省の勤労統計不正を想起させるようでいただけない。FAQ冊子の最後のページにでも、主な変更履歴として記載しておくことが、”丁寧な”情報の伝え方だと思うのだが……

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2019年6月1日、このブログ開設から15周年を迎えました (^_^)/
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