新宿区は6月1日、第6回「新宿区民泊問題対応検討会議」を開催。
HPに公開された配布資料(資料3 住宅宿泊事業・届出相談状況)には悲惨な数字が掲載されている(次図)。
届出件数、2か月半でたったの45件
住宅宿泊事業者の届出件数が、3月15日の受付開始から5月30日までの2か月半でたったの45件しかないのだ。
(資料3 住宅宿泊事業・届出相談状況)
日が経つにつれ届出件数が増加しているとはいえ、あまりにも少な過ぎるではないか(次図)。
Airbnb表示件数は”ナイアガラの滝”状態
新宿区内のAirbnbの件数は、6月2日以降無届民泊が表示されなくなり、ピーク時の4千件から約300件(6月3日現在)へと”ナイアガラの滝”状態(次図)。
(AirbDatabankデータを筆者集計)
今後届出件数が10倍に伸びたとしても450件。以前の4千件には遠く及ばない。
受け入れ先を失った民泊需要はどこに向かうのか……。