住宅宿泊事業法(民泊新法)の施行(6月15日)が迫るなか、百戦錬磨やAirbnbなど6社が業界団体「住宅宿泊仲介業者適正化協会」(仮称)を立ち上げる。
住宅宿泊仲介業者は何社くらいになるのか? 観光庁への情報開示請求で「住宅宿泊仲介業者 登録予定一覧(5月25日現在)」を入手したのでまとめておいた。
「住宅宿泊仲介業者適正化協会」(仮称)を設立
百戦錬磨(仙台市)や米エアビーアンドビーなど民泊仲介サイトの運営会社が業界団体を立ち上げる。
民泊の業界団体設立 エアビーなど6社大筋合意
百戦錬磨(仙台市)や米エアビーアンドビーなど民泊仲介サイトの運営会社が業界団体を立ち上げる。6月15日の住宅宿泊事業法(民泊法)の施行をにらみ、ルールを守った民泊を普及させるための研修や事例共有、情報発信に取り組む。
国内外6社の幹部が23日、都内で会合を開いて「住宅宿泊仲介業者適正化協会」(仮称)の設立で大筋合意した。正式名称や代表者などを6月中にも詰め、早期に立ち上げる。(以下略)
(日経新聞 5月24日)
国内外の6社は、次のとおり。
- 百戦錬磨
- Airbnb
- ホームアウェイ
- 途家
- 自在客
- 楽天LIFULL STAY
住宅宿泊仲介業者 登録予定一覧
では、これらの民泊仲介サイトの運営会社は、住宅宿泊仲介業者の登録を行っているのだろうか?
観光庁のHPには住宅宿泊仲介業者の登録情報はまだ公開されていない(6月7日現在)。
3週間前に観光庁長官宛に開示請求していた「住宅宿泊仲介業者登録予定一覧」を入手(次図)したので確認してみよう。
審査が完了した登録予定の事業者は次の4社(5月25日現在)。
※( )内は住所の一部。
- Airbnb Global Services limited(アイルランド)
- 株式会社宅都プロパティ(大阪市)
- 株式会社 宅都(大阪市)
- HOMEAWAY EMERGING MARKETS PTE.LTD.(シンガポール)
途家や自在客、楽天LIFULL STAYは、まだ登録予定事業者一覧に入っていない。
住宅宿泊事業法の施行(6月15日)まであと1週間。住宅宿泊仲介業者の届出が遅れているのか、それとも観光庁の審査手続きが遅れているのか……。
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