中国版Airbnb(中国系民泊仲介サイト)の登録件数に係る定点観測結果(1月20現在)。
ざっくり言うと
- 【サイト別の登録件数】「自在客」3か月連続で大幅増
- 【地域別の登録件数】3か月連続で大幅増
- 【サイト・地域別の登録件数】自在客が東京・大阪で大幅増
- 【対Airbnb】大阪で中国版Airbnb登録件数4割
【サイト別の登録件数】「自在客」3か月連続で大幅増
中国版Airbnbの主なサイトは、「住百家(ジュバイジァ)」「自在客(ジザイキャク)」「途家(トゥージァ)」の3つ。
東京・大阪・京都における各サイトの登録件数の推移を次図に示す。
自在客がこの1か月で5百件増え、7千件を突破(次図)。
【地域別の登録件数】3か月連続で大幅増
東京・大阪・京都における3つのサイトの合計登録数の推移を次図に示す。
東京、大阪ともに3か月連続で大幅に増加。
※同じ物件が複数のサイトに重複して登録されている場合があるので、3つのサイトの登録数の合計が東京・大阪・京都に存在する物件数の合計を意味しているワケでない。念のため。
【サイト・地域別の登録件数】自在客が東京・大阪で大幅増
サイト・地域別に見ると、自在客が東京・大阪で大幅に増加しているのが目立つ(次図)。
【対Airbnb】大阪で中国版Airbnb登録件数4割
中国版Airbnbの登録件数が3か月連続で大幅に増加し、本家Airbnbに対する割合は、東京34%、大阪40%、京都28%。
(Airbnb登録件数はAirbDatabankデータをもとに筆者集計)
Airbnbの登録件数が伸び悩んでいるなかで、自在客が3か月連続で大幅に増加。
自治体による民泊規制を強化する条例化の影響で、Airbnb登録物件が中国版Airbnbにシフトしてきているのか……要経過観察。
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