民泊を悪用した犯罪で報じられた事件は、これが5件目。
うち空き巣は2件目。いずれも韓国から来日した外国人による犯罪。
民泊拠点の韓国人窃盗グループか(NHK)
韓国人の男女4人は、民泊として利用されているマンションを拠点に60件の空き巣を繰り返していたとみられている。
民泊拠点の韓国人窃盗グループか
都内の住宅に侵入し、ブレスレットなどを盗んだとして、韓国人の男女4人が逮捕され、警視庁は民泊として利用されているマンションを拠点に空き巣を繰り返していたとみて調べています。
(中略)
これまでの調べで、4人は日本で窃盗の罪で実刑判決を受けて強制送還されていましたが、去年12月ごろに船で密入国したということです。
警視庁は、4人が民泊として利用されているマンションを拠点に、ことし2月から都内でおよそ60件の空き巣を繰り返していたとみて調べています。(以下略)(NHK 10月19日)
民泊を悪用した犯罪で報じられた事件は、これが5件目。
- 17年9月 京都:民泊拠点に空き巣容疑 韓国の2人追送検
- 17年7月 福岡:民泊の女性に性的暴行容疑 貸主の男逮捕
- 17年6月 東京:「民泊」悪用し覚醒剤密輸した男女を逮捕
- 17年5月 東京:台湾人らが無許可民泊拠点に不正出金
ホテルと違って、無届民泊だと足が付きにくいということなのであろう。
「第1回 新宿区民泊問題対応検討会議(平成28年10月26日開催)」で、警視庁新宿警察署の生活安全課長は、「法整備ができていない状況で民泊施設ができてしまうと、犯罪の温床になることも懸念」というように、まるで今回の事件を予想していたかのような発言をしていた。
ただ、住宅宿泊事業法(民泊新法)が施行されれば、このような事件は減るのだろうか……。