中国版Airbnb(中国系民泊仲介サイト)の登録件数に係る定点観測結果(9月20現在)。
ざっくり言うと
【サイト別の登録件数】「途家」伸び鈍化
中国版Airbnbの主なサイトは、「住百家(ジュバイジァ)」「自在客(ジザイキャク)」「途家(トゥージァ)」の3つ。
東京・大阪・京都における各サイトの登録件数の推移を次図に示す。
4か月連続で急増していた途家の登録件数の伸びが鈍化(次図)。
【地域別の登録件数】東京は大阪の1.3倍
3つのサイトの合計登録数の推移を地域別に見ると、東京(5,634件)は大阪(4,391件)の約1.3倍(次図)。
※同じ物件が複数のサイトに重複して登録されている場合があるので、3つのサイトの登録数の合計が東京・大阪・京都に存在する物件数の合計を意味しているワケでない。念のため。
【サイト・地域別の登録件数】「途家」東京で減少に
サイト・地域別に見ると、途家の登録件数は大阪、京都で伸びているが、東京では減少に転じた(次図)。
なぜ途家の登録件数は東京で減少に転じたのか……。
【対Airbnb】大阪で中国版Airbnb登録件数35%
中国版Airbnbの登録件数の伸びは鈍化したが、本家Airbnbのほうはそれ以上に伸び悩んでいる。
その結果、大阪では対Airbnbの割合が35.2%(=4,391÷12,462)。
東京31.3%、京都27.3%。
(Airbnb登録件数はAirbDatabankデータをもとに筆者集計)
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