新宿区は5月25日、第4回の「新宿区民泊問題対応検討会議」を開催。
同会議の配布資料4「旅館業及び「民泊」相談・苦情受付状況」(PDF:236KB)に、民泊の苦情件数や営業相談件数などが掲載されている(次表)。
数字の羅列で直感的に分かりにくいので、「民泊のみ」の営業相談と苦情受付件数を可視化してみた(次図)。
営業相談件数は、15年度の76件から16年度の122件へ、1.6倍に増加。
苦情受付件数は、15年度の95件から16年度の246件へ、2.6倍に増加。
17年4月の1か月間の苦情受付件数は40件。16年度の月間平均件数21件(=246÷12月)の2倍の勢い。
第1回の検討会議が開催されたのは昨年の秋(16年10月26日)。
検討会議が熟議(?)を重ねているうちに、新宿区内の違法民泊はドンドン増えている(次図)。
次回(第5回)の検討会議の開催日は「未定」だという。
条例制定まで(条例大綱検討⇒パブコメ受付⇒区議会審議⇒条例制定)、まだまだ道のりは長そうだ。