シェアリングエコノミーはAirbnbに代表される民泊のほか、カーシェアのUberが有名だ。最近は空き駐車場を活用した、駐車場シェアリング・サービスの市場規模も拡大している。
ネットでググると、いくつもの駐車場シェアリングサービスがヒットする。どのサービスがおすすめなのか? どのサービスが人気なのか?
(※19年3月7日この記事を更新)
- 1位:akippa
- 2位:B-Times(パーク24)
- 3位:軒先パーキング(JAFと連携)
- 4位:toppi!(三井のリパーク)
- 5位:トメレタ (コインパーク)
- 6位:スマートパーキング
- ラクパ(楽天)※サービス終了
- SUUMOドライブ※サービス終了
「サービスの人気度=サイトアクセス数(PV)の多さ」と定義して、駐車場シェアリングサービス・人気ランキングをまとめてみた。
他人のサイトのアクセス解析ができるSimilarWebを使って、アクセス数の推移を可視化したのが次図。
以下、アクセス数が多い順に上位6サイトを紹介しよう。
1位:akippa
アクセス数がダントツに多い。
金谷元気代表取締役社長(31)は、プロサッカー選手を志した後、09年に同社の前身となる営業会社を設立し、14年4月アキッパ事業を立ち上げた(GLOBIS 知見録より)。
⇒akippa(あきっぱ!)
2位:B-Times(パーク24)
2番争いから抜け出し、akippaを追う。
パーク24(株)が16年8月26日に開始したサービス。
B-Timesの「B」はBooking(予約)を意味する。
⇒予約専用タイムズB-Times
3位:軒先パーキング(JAFと連携)
12年10月18日に運営を開始した老舗。
JAFとの連携により、JAF会員約1800万人が会員割引で軒先パーキングの駐車場を利用することができる。
⇒軒先パーキング
4位:toppi!(三井のリパーク)
駐車場事業「三井のリパーク」を展開している三井不動産リアルティが16年11月に開始したサービス。
既存の「三井のリパーク」時間貸し・月極駐車場の一部車室を「toppi!」に転用することで、都心や観光地の近くなど立地の良い場所にも駐車スペースを設け、利用者の利便性向上を図っているという。
⇒三井のリパーク toppi!
5位:トメレタ (コインパーク)
時間貸駐車場「コインパーク」を母体として、15年10月に開始されたサービス。
⇒トメレタ(tomereta)
6位:スマートパーキング
愛知県を中心に、16年3月から駐車場シェアリングサービス開始。
⇒スマートパーキング
ラクパ(楽天)※サービス終了
楽天が17年2月23日から開始したサービス。
サービスを開始して1か月でアクセス数が急増し、その後失速。
利用金額に応じて「楽天スーパーポイント」を貯めたり、決済手段として使ったりすることができる。
※2018年6月30日(土)をもってサービス終了。
SUUMOドライブ※サービス終了
リクルートが17年3月23日、駐車場シェアリング・サービス「SUUMOドライブ」を発表。
リクルートが新サービス「SUUMOドライブ」で駐車場シェアに参入、SUUMOの資産を活用
(前略)2016年には「タイムズ」でおなじみのパーク24や「三井のリパーク」の運営元である三井不動産リアルティといった業界の大手企業が続々と参入しているし、2017年2月には楽天が「ラクパ」を発表したばかり。
もちろん大手企業だけでなく、トヨタと業務提携を結んでいるakippaを筆頭に、複数のスタートアップやベンチャーもこのビジネスに取り組んでいる。
そんな盛り上がりをみせる領域へ、また1社大手企業が参入することになりそうだ。リクルート住まいカンパニーは3月23日、新サービス「SUUMOドライブ」で駐車場シェアリングビジネスに新規参入することを明らかにした。同サービスのリリースはゴールデンウィークごろを目安にしており、現在はティザーサイトが公開されている状況だ。(以下略)
(TechCrunch Japan 17年3月23日)
※2018年6月29日(金)をもってサービス終了。
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