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羽田新ルート|品川区の騒音測定データを可視化※随時更新

南風時に都心上空を通過して羽田に到着するルートの運用が開始されたのは20年4月3日。

品川区は羽田新ルート周辺に設置した測定局2か所(立会小学校・台場小学校)で測定した騒音データを月単位で3か月後に公表している。

※投稿21年7月12日(更新21年12月1日:21年8月分までのデータを反映)


もくじ

品川区の騒音測定局の位置

品川区が羽田新ルート周辺で騒音測定している測定局は、次の2か所(次図)。

  • 立会小学校(A滑走路到着ルート直下から約200m)
  • 台場小学校(C滑走路到着ルート直下から約400m)

品川区の騒音測定か所(位置図)
騒音測定について|品川区

※南風時に都心上空を通過して羽田空港に到着するルートの運用時間帯は、午後(15時から19時、うち3時間)が対象。2か所の測定局を通過するときの飛行高度は約450m。

最大騒音レベルの最大値・騒音発生回数の推移

20年4月以降の最大騒音レベルの最大値・騒音発生回数の推移(2か所)を以下に示す。

立会小学校

最大騒音レベルの最大値は、概ね75~85dBの範囲で推移している。

騒音発生回数は、「70~79㏈」(緑色)が多い。

最大騒音レベルの最大値・騒音発生回数の推移

※【追記21年10月30日】21年5月1日の最大騒音レベル(dB)の最大値が 87.0dBと突出している件については、情報公開請求によって品川区から入手したデータを分析した結果、B767(中型機)がエンジンを吹かしたのが原因である可能性が高いと判断している(羽田新ルート|立会小学校(品川区)の最大騒音レベル87dB!?)。

 

上図を月ごとの平均値・中央値に集計したのが次図。

最大騒音レベルの最大値・騒音発生回数の月次変化

台場小学校

最大騒音レベルの最大値は、概ね75~85dBの範囲で推移している。

騒音発生回数は、「70~79㏈」(緑色)が多い。

最大騒音レベルの最大値・騒音発生回数の推移

 

上図を月ごとの平均値・中央値に集計したのが次図。

最大騒音レベルの最大値・騒音発生回数の月次変化

騒音環境の比較(立会小 vs 台場小)

立会小学校と台場小学校の騒音環境を比較した図を下記に示す。

最大騒音レベルの最大値は、立会小学校・台場小学校ともに75dBを超えている。台場小学校の騒音発生回数は立会小学校の約2倍でより劣悪な騒音環境。

※国交省の計画では、A滑走路到着ルート(立会小学校)は1時間当たり14回(4分17秒ごと)、C滑走路到着ルート(台場小学校)は1時間当たり30回(2分ごと)の頻度で飛ぶことになっている。

最大騒音レベルの最大値・騒音発生回数の月次変化 (立会小 vs 台場小)

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