今週発行されたSUUMO(スーモ)新築マンション首都圏版1月10日号の特集は「東京23区 学校力調べ」
SUUMOが「学校力」を特集したのは初めてではないか。
その理由は?
SUUMOが「学校力」を特集したのは初!?
2008年以降の9年分のSUUMO首都圏版のバックナンバーをひも解くと、「学校力」を特集にした号は見当たらない(たぶん)。
スーモの特集記事といえば、「年収別の買った家実例集」や「今の給料で買える価格」、「住宅ローン」や「税金」などお金にまつわる記事が多い(次図)。
「住宅情報を掲載したフリーマガジン、特集記事に偏りはないか」より
なぜ、これまで特集されたことがなかった「学校力」が取り上げられたのか?
昨年の4月に男性編集長から女性編集長に交代したことの影響が大きいのではないのか(SUUMOの編集は女性に支えられている!?)。
「東京23区の学校力」特集の内容は?
たとえば、北区の場合であれば、次のように全小・中学校に「理科支援員」が配置されているという記載。
(お茶の水女子大学との連携が特記されているのは、女性編集長がお茶の水女子大学 理学部生物学科卒であることと何か関係があるのか?)
理科支援員の全校配置で
実験・観察授業を充実
理科支援員(観察実験アシスタント)を全小・中学校に配置。お茶の水女子大学との連携で、大学講師が小・中学校の授業の支援、教員への授業のアドバイスなどを行い、理科の観察や実験の充実を目指す「理科大好きプロジェクト」に取り組む。区内の小学5・6年生の希望者が年8回程度のプログラムに参加し、科学・環境への関心・意欲を高める「科学・環境スクール」も毎年実施している。
といった具合に、4頁にわたって、区ごとの特徴が記されている。
記載内容を見るとあまりマンション選びには直結しないように思えるのは、筆者がシニア男性だからなのか?
学校のことが気になる人は、住まいサーフィンが公開している「学区別年収ランキング」情報のほうが参考になるかもしれない。
あと、「東京23区 保育園に入りにくい駅・入りやすい駅ランキング」とか。