国交省が羽田新飛行ルートに係る「情報発信拠点」の設置を行ったのは、今回の北区で4か所目。
4か所の周知期間はいずれも短い。周知期間も短かったが、開催期間も短かった。
国交省の隠密な(?)北区の情報発信拠点の案内
国交省が運営しているサイト「羽田空港のこれから」を閲覧して昨日(10月20日)、「北区における情報発信拠点の設置について」のお知らせが掲載されていることに気がついた(次図)。
今回のお知らせも極めて隠密。
この情報発信拠点の件は、国交省HPの「プレスリリース」にも、同省「航空」の「新着情報」にも掲載されていないのである。
「羽田空港のこれから」というサイトはRSSを配信していないので、いちいち同サイトを見に行かないと、新着情報に気がつくことはない。
北区はホームページと広報誌でシッカリ周知
北区はどうしているのかと言えば――
北区のホームページで昨日(10月20日)、今回の展示(情報発信拠点の設置)のお知らせを掲載している。
「羽田空港機能強化に関する説明会・展示」のお知らせ
説明会について(略)
展示について
- 国土交通省が、移動型情報発信拠点(これまでの国の取り組み状況や、飛行機の映像や音を自由に視聴することができる機器等)を設置します。
- 飛行映像の視聴により、航空機の音の聞こえ方を体験できます。
日時
- 平成29年10月24日(火曜)から平成29年10月30日(日曜)まで
- 展示時間:午前10時から午後7時まで(土曜・日曜も展示を行います。)
会場:赤羽会館1階区民ホール(赤羽南1-13-1)
また、昨日(10月20日)発行された「北区ニュース(17年10月20日号)」全10頁のうちの6頁目にも掲載されている(次図)。
ホームページと広報誌で周知したことで、「北区としては区民にシッカリ伝えた」ということになるのであろう。
周知期間も短いが、開催期間も短い(4か所比較)
国交省が羽田新飛行ルートに係る「情報発信拠点」の設置を行ったのは、今回の北区で4か所目。
周知期間はいずれも短い。特に短かったのは7月に都庁で開催されたときの3日。周知期間も短かったが、開催期間も短かった(次表)。
短期間で周知して、開催してサッと引き上げる。
開催実績は積み上げたいが、できるだけ市民の目には触れさせたくないと思われても仕方がないのではないか。
なんだか国難君の演説会みたいな……。