中国版Airbnb(中国系民泊仲介サイト)の登録件数に係る定点観測結果(10月20現在)。
ざっくり言うと
【サイト別の登録件数】失速
中国版Airbnbの主なサイトは、「住百家(ジュバイジァ)」「自在客(ジザイキャク)」「途家(トゥージァ)」の3つ。
東京・大阪・京都における各サイトの登録件数の推移を次図に示す。
5か月連続で急増していた途家の登録件数の伸びが減少に転じた(次図)。
自在客は激減(▲1,144件)。
【地域別の登録件数】東京は大阪の1.3倍
3つのサイトの合計登録数の推移を地域別に見ると、東京(4,956件)は大阪(3,960件)の約1.3倍(次図)。
東京(▲678件)、大阪(▲431件)は大きく減少。
※同じ物件が複数のサイトに重複して登録されている場合があるので、3つのサイトの登録数の合計が東京・大阪・京都に存在する物件数の合計を意味しているワケでない。念のため。
【サイト・地域別の登録件数】「自在客」東京・大阪で激減
サイト・地域別に見ると、自在客が東京(▲524件)と大阪(▲409件)で大きく減少しているのが目立つ(次図)。
【対Airbnb】大阪で中国版Airbnb登録件数31%
中国版Airbnbの登録件数の伸びは減少し、本家Airbnbに対する割合は、大阪で31%、東京27%、京都22%。
(Airbnb登録件数はAirbDatabankデータをもとに筆者集計)
今回、自在客の東京・大阪での登録件数が急減したのが大きな特徴。
急減の原因は不明。経過観察要。
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