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都庁舎で羽田空港の機能強化に関する展示

東京都は今週1週間(7/31~8/4)、都庁第二庁舎1階で「羽田空港の機能強化に関する展示」を実施している。

ほとんどの都民はそのことを知らないのではないだろうか。そもそも「羽田空港の機能強化」の意味すら知らないのではないだろか。

都民を代表して(笑)、初日(7/31)の昼休みの時間帯に現地調査を実施した。


もくじ

計画通りの展示がなされていた!

東京都都市整備局は1か月前(6月27日)に、ホームページで「羽田空港の機能強化に関する展示」を行うことを伝えている。

都庁第二庁舎1階に入ると、計画通りの展示がなされていることが確認できる。

↓ 都市整備局HP

計画

↓ 7月31日(月)12時50分

実際

昼休みの時間帯、見学者は10数名

月曜の昼休みの時間帯、見学者は10数名(次写真)。

関係者は、担当者2名(?)、缶バッチプレゼントに立ち会っている前掛けをした女性1名、女性警備員1名。

住民説明会場に設置されていたような説明用パネルは無し。入り口に設置された紹介ビデオ画面の下に、パンフレットが置かれているだけ。

都庁舎でのパネル展示(全景)

 

音響装置による航空機の音の体験コーナーには、ヘッドホン2個とマウスが1個置かれていた(次写真)。

1人がマウスで、離陸・着陸・機種などを選択すると、たとえば大阪伊丹空港を離陸するジェット機が映し出され、騒音を確認できるという仕組みになっている。

音響装置による航空機の音の体験

 

缶バッチプレゼントコーナーでは、自分でお好みのデザインの缶バッチを作れる(次図)。

缶バッチ

雑感(中途半端な展示イベントよりも・・・)

1か月も前にアナウンスされた展示のお知らせをメモしておいて、猛暑のなか、わざわざ見学に出かけてみようなどと思うのは、よほどの暇人か、筆者くらいではないだろうか。

昼休みの時間帯なので、都の職員らがたくさん見学にきているのかと思いきや、都の職員らしき人を含めて10数名しかいなかった。

飛行機の模型2機と、「羽田空港のこれから」と記されたのぼり旗10棹では、通りすがりの人にとっては、何のイベントが開催されているのか分かりにくいだろう。

パンフレット片手に呼び込みを行ってもよさそうなものだが、積極的にPRするつもりはなさそうだ

1週間(7/31~8/4)の展示を行うことで、「都庁舎で展示を行った」という実績作り(証拠作り)にはなるのであろう。ただ、人数は数えていないようなので、実際に何人見学したのかは「記録にありません」ということになる。

 

まあ、こんな中途半端な展示イベントよりも――、昨夜(7月31日)22時50分、豊洲上空をBoeing 767-381(中型機)が飛行したことを都の「羽田空港の更なる機能強化について」のページにアップしたほうが都民にはリアリティをもって「羽田新飛行ルート問題」が広く伝わるのではないか。

那覇発・羽田行きがゴーアラウンドのため、豊洲上空730m(2400ft)を通過(次図)。

豊洲上空をゴーアラウンド
豊洲上空をゴーアラウンド|Flightradar24

豊洲の住民が聞いた飛行騒音は68dBくらいだったのではないか。

国交省が公開している資料「羽田空港のこれから v.3.0」によれば、同型機Boeing 767が上空760m(2500ft)を飛行するときの地上での騒音レベルは最大68dBとされているからだ。

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「羽田空港のこれから v.3.0」(国交省)P55より

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2017年6月1日、このブログ開設から13周年を迎えました (^_^)/
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