国土交通省は3月31日、「住宅着工統計(令和5年2月分)」を公表。
ざっくり言うと
23年2月の住宅着工動向について、次のように記されている。
新設住宅着工戸数は64,426戸
- 前年同月比0.3%減、先月の増加から再びの減少。
分譲住宅は21,062戸(前年同月比1.8%減、 3か月ぶりの減)
- マンションは9,750戸(0.2%、3か月連続の増加)
これだけでは、よく分からないので、いつものようにマンション関連のデータを中心に可視化してみよう
【全国分譲マンション】前年同月比0.2%増
2月は前年同月比0.2%増。
「3か月連続の増加」であることが確認できる(次図)。
【首都圏分譲マンション】前年同月比▲1.9%減
三大都市圏別の分譲マンション着工戸数の推移を次図に示す。
上図は季節変動があるので分かりにくい。そこで首都圏について、前年同月比の増減を可視化したのが次のグラフ。このグラフであれば、季節変動の影響を排除できる。
首都圏では、前年同月比▲1.9%減。
【都内の分譲マンション】前年同月比▲11.6%減
1都3県の分譲マンション着工戸数の推移を次図に示す。
上図も季節変動があるので分かりにくい。次のグラフであれば、季節変動の影響を排除できる。
都内の着工戸数は前年同月比▲11.6%減。
各年2月の変化を可視化したのが次のグラフ。
昨年並み。
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