中国人が日本の不動産を買っているという話はよく聞くが、公的な統計データがないので、その全体像はよく分からない。
そこで、中国人向けの日本の不動産物件売買プラットフォーム「神居秒算(しんきょびょうさん)」というサイ卜に掲載されている物件情報を定点観測することにした。
※今後データが蓄積されることにより中国人投資家の動きが把握できることを期待。
※投稿21年2月2日
全国11都市
神居秒算には11の都市の不動産情報が掲載されている。
マンション掲載件数は東京がダントツ、次いで大阪(2月1日現在)。
掲載件数の推移を次図に示す。
まだ2か月分のデータしかないが、東京の減少が目立つ。
東京23区
23区のマンションの掲載件数を次図に示す。
200件を超えているのは、新宿、港、豊島。
23区のマンション掲載件数の推移を次図に示す。
この1か月で品川・江戸川以外は減少した。
大阪市
神居秒算には大阪市は24区のうち18区の不動産情報が掲載されている。
マンション掲載件数は中央区がダントツ453件(2月1日現在)。新宿区257件の1.8倍。
※詳細分析した記事は下記。日付は投稿日。
- 20年12月30日:中国人投資家による日本の不動産への投資状況を可視化してみた
- 20年12月31日:中国人投資家向け!港区高額マンションの実態
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