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首都圏新築マンション市場動向(21年3月)|23区発売単価、下落傾向

不動産経済研究所は4月19日、3月の「首都圏新築マンション市場動向」を発表。

  • 発売44.9%増の3,103戸、契約率73.6%と需給ともに好調続く
  • 平均価格6,330万円、m2単価93.5万円。グロスは11月以来の上昇

ただ、これだけではよく分からないので、同研究所が過去に発表した数値データも含め、いつものように、首都圏の新築マンション市場動向のトレンドを可視化してみた。


もくじ

発売戸数・発売単価・販売在庫の推移(首都圏)

発売単価は、コロナ禍でも高い水準を維持していたが(20年1月だけ急上昇したのは、高額物件の大量供給の影響による)、下落傾向。3月は93.5万円。

販売在庫数は高水準を維持。発売戸数は上下動が激しいが、低水準(次図)。

一言でいえば、マンション市場失速中ということ。

発売戸数・発売単価・販売在庫の推移(首都圏)


発売戸数の前年同月比の推移を可視化したのが次図。

新型コロナ感染拡大の影響で、20年5月に▲82.2%(前年同月比)まで大幅に減少したあと、激しくリバウンドを繰り返しながら21年3月は44.9%増。

発売戸数(前年同月比)の推移(首都圏)

発売戸数の推移(1都3県)

23区に着目すると、3月の発売戸数1,215戸は、前年同月比で13.1%増(次図)。

発売戸数の推移(1都3県)

m2単価の推移(1都3県)

23区の発売単価は、コロナ禍でも高い水準を維持していたが(20年1月だけ急上昇したのは、高額物件の大量供給の影響による)、下落傾向(次図)。3月は125.2万円。

m2単価の推移(1都3県)

価格帯別の発売戸数割合の推移(23区)

23区の発売戸数の割合は、5千万円を境に2極化している(次図)。

新築マンション価格帯別の発売戸数割合の推移(23区)

億ションの発売戸数・率の推移(23区)

億ション率(全発売戸数に占める億ションの割合)は、18年9月の4.5%を底に増加傾向にある(20年1月だけ急上昇したのは、高額物件の大量供給の影響による)(次図)。

新築億ション発売戸数・率の推移(23区)

★まとめ

マンション市場は失速中……。

  • 首都圏の発売単価はコロナ禍でも高い水準を維持していたが、下落傾向。
    発売戸数
    は20年5月は過去最少だったが、その後激しくリバウンドを繰り返しながら3月は44.9%増
  • 23区の発売単価は、コロナ禍でも高い水準を維持していたが、下落傾向
  • 23区の発売戸数の割合は、5千万円を境に2極化している。

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