最近、薄くなってきた印象がある朝日新聞。
存在感のことではない。年々頁数が少なくなってきている。事実上のステルス値上げである。
最近は、広告スペースが増えている印象もある。
本日(こどもの日)の朝日新聞は、ゴールデンウィークの半ばとはいえ、全面広告があまりにも多い。
働き方改革で、マンパワーが低下した結果なのか、それともコロナの影響で自宅待機を余儀なくされた結果なのか。
全26ページのうち、8ページが全面広告。そのうち2件は見開きの全面広告である(写真)。
※上記には1面と番組欄(26面)は含まれていない。
第3種郵便物認可を受けている新聞は、広告掲載量を50%超えてはいけないことになっている。
もちろん朝日新聞は、第3種郵便物認可を受けている(写真)。
日本郵便(株)の「第三種郵便物利用の手引」2019年10月によれば、広告掲載量は印刷部分の50%を超えることはできないとされているが、例外が認められている。
事前の届出書(「広告掲載量報告書提出届」様式G)が認められれば、1か月間の平均広告掲載量が50%以下であればいいことになっているのである。
広告掲載量
定期刊行物の広告掲載量は印刷部分の50%を超えることができませんが、日刊新聞紙等毎月3回以上発行する定期刊行物の広告掲載量の計算については、特に届出書を提出し、1か月間の平均広告掲載量をもって当該定期刊行物の広告掲載量とすることができます。ただし、当社が不適当と認める場合は、この限りではありません。(以下略)
ちなみに、本日の紙面に占める広告面積を計算したところ、約6割だった。
50%を超えているので、日本郵便(株)に広告掲載量報告書提出届を提出しているに違いない。今度、聞いてみるか……。
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