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KYB免震・制振データ改ざん事件その後

国交省がKYBの免震データ改ざんを公表(18年10月16日)してから1年あまりが経過。

世間からは忘れ去られた 免震・制振データ改ざん事件だが、現場では粛々とダンパーなどの交換工事が進められている。ネットニュースでは時々、ダンパーの交換が完了したという情報が流れてくる。

  • 19年12月13日:免震装置の交換完了 射水市庁舎(中日新聞)
  • 19年11月28日:免震ダンパー交換完了、秋田市本庁舎(秋田魁新報)
  • 19年11月21日:仙台市立病院でオイルダンパー全16基の交換が完了(河北新聞)


KYBの免震・制振データ改ざん事件はその後どうなっているのか。

KYBのホームページをチェックしてみると、12月25日に掲載されたIRレポート「2020年3月期第2四半期 ブリッジレポート」に「免制震ダンパー適合化進捗計画」として、これまでの実績と今後の計画がグラフで示されている(次図)。

免制震ダンパー適合化進捗計画
KYB「2020年3月期第2四半期 ブリッジレポート」より

 

オイルダンパーなどの交換対象となった建物は991件。そのうち11月12日現在の進捗状況は「交換等開始」が315件(40%)、「交換等完了」が167件(24%)

991件全部の交換が完了するのは2021年2月(あと1年1か月!)とされている。データ偽装のツケは大きく、企業信頼回復までの道のりは長い。

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