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KYB免震・制振データ改ざん|人の噂も75日…

自動車業界の燃費データの改ざんや完成検査の不正だとか、神戸製鋼所によるアルミ・銅、鉄粉などの性能データ改ざん。ここにきて厚労省の勤労統計不正が連日報道されている。
もはやKYB免震・制振データ改ざんなど、全く報道されなくなってしまった。

最後に報道されたのは12月19日

KYB免震・制振データ改ざん関連の報道が最後にあったのは昨年12月19日。不適切な改ざん行為が新たに確認された「不適切行為(追加事象)」(⇒KYB免震・制振データ改ざん|1102件に拡大、住宅が最多)。

免震・制振用オイルダンパーの検査データ改ざん件数は、疑いを含め1102件に登るのだが(次図)、うち住宅(マンション)については1件も建物名が公表されていない。公表すると風評被害を受ける可能性があるので、関係者が公表しようとしないのは当然だろう。

KYB免震・制振データ改ざん件数 建物名公表・未公表の内訳(建物用途別)
KYB免震・制振データ改ざん|建物名の公表実績を可視化【適宜更新】」より

国交省、年度内に報告取りまとめ

国交省の対応はどうなっているのか?

事件発覚後すぐに立ち上げられた「免震材料及び制振部材に関する外部有識者委員会」は、会議を2回(第1回:11月7日、第2回:12月21日)開催。

年度内に報告を取りまとめるとして、次の日程が予定されている。

第3回(2月頃)

  • KYB(株)等による事案等の原因究明の検証
  • 報告案の方向性について

第4回(年度内目途)

  • 報告とりまとめ

(第2回 配布資料3「今後の進め方(案)」より)

火消しに成功!?人の噂も75日

KYB免震・制振データ改ざん事件がGoogleでどれだけ検索されているかを可視化してみると、いったん大きく燃え上がった火は、75日で鎮火している様子が確認できる(次図)。

まさに人の噂も75日。国交省は耐震偽装事件の苦い教訓を踏まえ、4年前(15年2月9日)の東洋ゴムのときと同様、鎮火に成功している。

グーグルトレンド
KYB|Googleトレンド

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2020年6月1日、このブログ開設から16周年を迎えました (^_^)/
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