国交省は来年1月末から、旅客機を使った試験飛行(実機飛行確認)を実施する予定である。
本件について、国交省は「羽田空港のこれから」というサイトの「実機飛行確認の実施について」というページで11月1日頃、次のように予告していた。
実機飛行確認について
具体的な実施内容につきましては、今後、本ページにてお知らせさせていただきます。
「羽田空港のこれから」のトップページの「お知らせ」に掲載されているわけでもないので、わざわざ「実機飛行確認の実施について」というページに見に行かなければ更新情報を知ることはできない。
で、本日(11月19日)、「実機飛行確認」の具体的な情報が掲載されていうことに気が付いた(次図)。
内容的には、11月15日に公表済みの「別添資料(住民説明会で用いるパネル)」に掲載されたものと同じ(次図)。
何とも隠密な情報提供である。多くの市民は国交省が運営しているサイト「羽田空港のこれから」の存在なんて知らないだろうし、ましてや「実機飛行確認の実施について」というページにたどり着くことはほとんど不可能であろう。
これが石井啓一前国交大臣が何度も強調していた「丁寧な説明」ということなのだろうか。
来年の1月30日に頭上から降り注ぐ飛行騒音の洗礼を受けて初めて、「何じゃこれ!?」ということにならないといいのだが……。