即位礼正殿の儀(10月22日)のために、首都圏の空にも厳戒態勢が敷かれている。飛行検査は中断されるが……。
- 即位の礼正、外国要人の特別機発着は27日ごろまで
- 飛行検査の中断
- 上皇仮住まいには飛行騒音は降り注ぐ
- 【追記10/27】公聴会(10/29)が終わるまで中断!?
- 【追記11/2】公聴会(10/29)が終わったので再開!?
即位の礼正、外国要人の特別機発着は27日ごろまで
即位礼正殿の儀(10月22日)のための外国要人の来日ピークは21日。外国要人の特別機発着は27日ごろまで続くという。
外国要人の特別機、羽田に到着 「正殿の儀」控え厳戒態勢
天皇陛下即位に伴い22日に催される「即位礼正殿の儀」に参列するため、スイスの閣僚が乗った特別機が19日午後2時20分ごろ、羽田空港に到着した。週明けにかけ、特別機での外国要人の来日が本格化し、21日にピークを迎える見通し。
羽田、成田両空港では27日ごろまで外国要人の特別機発着が続く予定で、多くの警察官が展開する厳戒態勢。(以下略)
(産経新聞 10月19日)
飛行検査の中断
即位礼正殿の儀(10月22日)のために、首都圏の空にも厳戒態勢が敷かれている。
羽田新ルート来年3月29日の運用開始に向けて実施されていた飛行検査が中断されるのである。
国交省が10月18日に公表した実施計画では、10月19日から10月25日まで検査飛行の「予定なし」となっている(次図)。10月26日以降の予定は未公表。
なんだ、やればできるんじゃないか。
でも、上皇ご夫妻が転居する仮住まい港区の「高輪皇族邸」の上空の検査飛行が中断されることはないのだろう。
上皇仮住まいには飛行騒音は降り注ぐ
上皇ご夫妻は現在、吹上仙洞御所にお住まい。来年3月までに仙洞仮御所(=高輪皇族邸)に転居される。その後皇居では、9か月ほどかけて天皇ご一家のお住まいとするための改修工事が行われる(次表)。
「上皇仮住まいに騒音は降り注ぐのか 」より
上皇夫妻が改修工事を済ませた東宮御所(仙洞御所)に戻られる時期は20年12月頃。その間、上皇仮住まいには飛行騒音が降り注ぐことになるのである。
仙洞仮御所(高輪皇族邸)は新飛行ルートのほぼ直下に位置するので、大型機だと74から76dBの騒音が降り注ぐ。(次図)。
「同上」より
【追記10/27】公聴会(10/29)が終わるまで中断!?
前回(10/19-10/25)に続き、今回(10/26-11/1)も飛行検査が中断となっている。
公聴会(10/29開催)が終わるまで、中断しておこうということなのか……。
10/25掲載@国交省東京航空局
【追記11/2】公聴会(10/29)が終わったので再開!?
公聴会(10/29)が終わったので再開したということなのか。
11/1掲載@国交省東京航空局
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