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在日中国大使館が注意喚起!「ブラック民泊」詐欺

フリーの中国人観光客が日本の「ブラック民泊」で詐欺に会うトラブルが昨年頻発。ホテルか合法民泊に宿泊することと、女性は1人で民泊に泊まらないよう、在日中国大使館が注意を促している。

民泊詐欺、中国大使館が「日本旅行」への注意喚起

中国大使館は民泊について「この1年、個人旅行客を狙った詐欺事件が多発している」と指摘している。

民泊詐欺、買い物のわな…中国大使館が「日本旅行」への注意喚起

2018年1月24日、中国新聞網によると、中国の正月である春節(今年は2月16日)の大型連休を控え、在日中国大使館はホームページを通じ、日本旅行を計画している中国人に対し、自然災害や民泊詐欺、「買い物のわな」などに注意し、理性的な消費を心がけるよう呼び掛けている。
中国大使館は民泊について「この1年、個人旅行客を狙った詐欺事件が多発している」と指摘。部屋に戻ると荷物が見当たらず、ホスト(貸主)から「民泊など経営していない」と主張され、「不法侵入」を理由に数十万円もの支払いを要求されるケースがあるなどと注意を呼び掛けている。 (以下略)

(レコードチャイナ 1月24日)

 

中国大使館のホームページをみると、「領事通知」として1月24日付で、春節を控え中国人旅行客に注意を呼び掛けていることが確認できる(次図)。

春節の中国人旅行者への注意喚起|在日中国大使館
春節の中国人旅行者への注意喚起|在日中国大使館

 

具体的な記載内容は次のとおりだ。

春節の中国人旅行者への注意喚起文書 

昨年、フリーの中国人観光客が「ブラック民泊(黑民宿)」で詐欺に会うトラブルが頻発。ホテルか合法民泊に宿泊することと、女性は1人で民泊に泊まらないよう、注意を促している。

中国語は分からないという人のために、意訳した内容を以下に示す。

ホテルまたは民泊の予約に関連するビジネス資格があるかどうかを確認してください。 昨年、フリーの観光客に対する「ブラック民泊」の不正行為が頻繁に発生しました。

次のような手口です。

観光客はネットで民泊を予約。宿泊先に戻ると荷物が見当たらない。 家主は民泊などやっていないといい、「不法侵略」を訴え、数十万円の損害賠償を請求

日本に旅行する際には、正規のホテルか認可された民泊に宿泊してください。女性は1人で民泊に宿泊することを避けてください

 

「ブラック民泊」で中国人観光客の詐欺被害が頻発したというようなニュースは日本では報道されていない。

日本のマスメディアは、在日中国大使館に詳細を確認しているのだろうか……。

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