札幌市は2月7日、「民泊サービス通報窓口」を開設した。
「市民と宿泊客の安心・安全を守ることを最優先として、違法な施設営業者に対する指導を更に強め、厳正に対処」するという。
受付は、電話(年中無休 8時~21時)、ウェブフォーム、ファックス・郵送。
「民泊の疑いのある施設」の場合も含み情報を受け付けるという。
匿名での通報もOK
ウェブフォームからは、次の項目を入力することになっている(下図)。
※匿名での受け付けもOK。
- 民泊の施設の所在地(必須)
- 民泊施設の建物の特徴(必須)
- 民泊に気づいた時期(必須)
- 民泊を行っているのではないかと思った理由(必須)
- 民泊施設の所有者名(分かる場合のみ)
- 民泊を管理する会社名・住所・電話番号(分かる場合のみ)
- その施設のインターネットでの情報(分かる場合のみ)
- 保健所からの回答希望有無(必須)
※9~12は、回答を希望する人は要入力 - 情報提供者様のお名前
- 情報提供者様のご住所
- 情報提供者様の電話番号
- 情報提供者様のメールアドレス
通報件数が表示できる
ぼーっとして見ていると気が付かないのだが、ウェブフォームの中ほどに、「申し込み状況」のボタン(次図のピンク囲い部分)がある。
同ボタンをクリックすると、現在の申し込み数(=通報件数)が表示される(次図)。
この24時間で10名ほど増えている。
最大定員数が「1000名」となっているので、この投稿を契機にすぐにオーバーフローするなんてことはないのか(笑)
自治体による「民泊の通報窓口」としては3例目
自治体による「民泊の通報窓口」は京都市、大阪市に続き、札幌市が3例目。
東京都には同通報窓口設置の動きは聞えてこない。ただ、都内で最も違法民泊が多い新宿区では、「区長への通報」が検討されている(新宿区「民泊問題対応検討会議」の対応が急がれる)。
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