国土交通省が運営している土地総合情報ライブラリーに1月6日、「不動産市場動向マンスリーレポート2016年12月分」が公表された。
同レポートに掲載されている土地・住宅関連情報のなかから、首都圏と東京23区の新築・中古マンションの市場データを抽出し、新築と中古を並べる形で可視化してみた。
※新築マンションについては不動産経済研究所のデータが、中古マンションについては東日本不動産流通機構「マーケットウォッチ」のデータが出典。
【首都圏】新築価格は下落、中古価格は上昇中
新築マンションの平均価格は、16年下期に入って下落。11月の平均価格は5,161万円(単価は74.9万円)。
中古マンションの成約平均価格のほうは、上昇中。11月の成約平均価格は3,173万円(単価は49.7万円)。
11月の新築マンションと中古マンションとの平均価格差は1,988万円(単価差は25.2万円)。
【東京23区】新築価格は大きく下落、中古価格は上昇中
新築マンションの平均価格は、16年下期に入って大きく下落。11月の平均価格は5,670万円(単価は85.6万円)。
中古マンションの成約平均価格のほうは、上昇中。11月の成約平均価格は3,919万円(単価は66.0万円)。
11月の新築マンションと中古マンションとの平均価格差は1,751万円(単価差は19.6万円)。
新築マンションの平均価格が下落する一方で、中古マンションの成約平均価格のほうは上昇。
新築と中古の価格差が小さくなってきた。
新築マンションを買ってもいい時期が近づきつつあるのか・・・・・・。
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