昨日の記事「2017衆院選 比例東京ブロック投票結果を可視化」では、各党の得票率マップをお示しした。マンション選びのための、地域性を知る参考情報にでもなればとの思いからである。
本日は、さらに進めて、各党の「得票率」と「平均世帯年収」の関係を可視化してみた(次図)。
横軸は、2013年の「住宅・土地統計調査」データを元に、都内の市町村ごとに計算した平均世帯年収。
縦軸は、東京都選挙管理委員会のサイトに掲載されている「衆議院議員選挙投開票速報」のうち、「比例代表」の市区町村ごとの各政党の得票率。
上図から、次の特徴が読み取れそうだ。
- 自民党は、年収が高い世帯からの支持が高い傾向がある
- 立憲民主党は、中間層からの支持が高い傾向がある
- 希望の党・共産党は、年収の多寡による支持層の変化はみられない
- 公明党は、年収が高くなるほど支持が低い傾向がある