川崎市の人口が4月24日時点で150万人を突破。
武蔵小杉駅周辺などの大規模マンションの影響が大きそうだ。
川崎市、人口150万人突破
川崎市は26日、人口が4月24日時点で150万人を突破したと発表した。140万人突破は2009年で、8年間で10万人(約7%)増えた。武蔵小杉駅周辺などで大規模マンション建設が相次ぎ、転入者が大幅に増えた。20歳代を中心とした若い世代の流入も多く、昨年の出生数から死亡数を差し引いた「自然増」は全国の政令指定都市で最大となった。
(中略)
武蔵小杉駅周辺などで建設が相次ぐ大規模タワーマンションが転入者の受け皿となっている。さらに、これらのマンションに「若い子育て世代が想定より多く流入した」(市幹部)ことが、市の推計を上回る人口増につながったとみられる。(以下略)(日経新聞 4月27日)
過去10年間、川崎市のどこでどの程度人口が増えたのか?
川崎市のホームページに、「町丁別世帯数・人口」のデータが公開されているので、16年3月末と10年前(06年3月末)の人口の増減を計算し、地図に落としてみたのが次図。
ざっくり言えば、川崎区の北西部(東海道本線と首都高に挟まれた広域エリア)と中原区の武蔵小杉駅周辺の人口が増えている。
「川崎市中原区人口25万人突破!増減分布を可視化してみた」より
さらに武蔵小杉駅周辺を拡大したのが次図。
タワーマンションが林立しているエリアの人口が大きく増加していることがよく分かる。
(同上)
武蔵小杉には今後も、<超>超高層マンションが竣工する予定である(次図)。
「2020年東京オリンピック後も<超>超高層マンション・バブルは続く!? 」グラフのうち、武蔵小杉を強調加工
武蔵小杉は第2の豊洲か・・・・・・。
品川駅から武蔵小杉タワーマンション群まで、2分40秒のフライト(BGM付き)をお楽しみください。