国土交通省は9月29日、「住宅着工統計(令和5年8月分)」を公表。
ざっくり言うと
23年8月の住宅着工動向について、次のように記されている。
新設住宅着工戸数:70,399戸
(前年同月比9.4%減、3か月連続の減少)
- 分譲住宅:19,587戸
(前年同月比 15.5%減、3か月連続の減少)
- マンション:7,894戸
(26.4%減、2か月連続の減少)
これだけでは、よく分からないので、いつものようにマンション関連のデータを中心に可視化してみよう
【全国分譲マンション】前年同月比▲26.4%減
8月は前年同月比▲26.4%減。
「2か月連続の減少」であることが確認できる(次図)。
【首都圏分譲マンション】前年同月比▲21.9%減
三大都市圏別の分譲マンション着工戸数の推移を次図に示す。
上図は季節変動があるので分かりにくい。そこで首都圏について、前年同月比の増減を可視化したのが次のグラフ。このグラフであれば、季節変動の影響を排除できる。
首都圏では、前年同月比▲21.9%減。
【都内の分譲マンション】前年同月比▲13.3%減
1都3県の分譲マンション着工戸数の推移を次図に示す。
上図も季節変動があるので分かりにくい。次のグラフであれば、季節変動の影響を排除できる。
都内の着工戸数は前年同月比▲13.3%減。
各年8月の変化を可視化したのが次のグラフ。
2千戸超を維持。
あわせて読みたい
(本日、マンション広告1枚)