国土交通省は7月31日、「住宅着工統計(令和5年6月分)」を公表。
ざっくり言うと
23年6月の住宅着工動向について、次のように記されている。
新設住宅着工戸数:71,015戸
(前年同月比4.8%減、先月の増加から再びの減少)
- 分譲住宅:20,084戸
(前年同月比 2.9%減、 先月の増加から再びの減少)
- マンション:8,422戸
(7.2%増、2か月連続の増加)
これだけでは、よく分からないので、いつものようにマンション関連のデータを中心に可視化してみよう
【全国分譲マンション】前年同月比7.2%増
6月は前年同月比7.2%増。
「先月の減少から再びの増加」であることが確認できる(次図)。
【首都圏分譲マンション】前年同月比▲31.9%減
三大都市圏別の分譲マンション着工戸数の推移を次図に示す。
上図は季節変動があるので分かりにくい。そこで首都圏について、前年同月比の増減を可視化したのが次のグラフ。このグラフであれば、季節変動の影響を排除できる。
首都圏では、前年同月比▲31.9%減。
【都内の分譲マンション】前年同月比▲51.1%減
1都3県の分譲マンション着工戸数の推移を次図に示す。
上図も季節変動があるので分かりにくい。次のグラフであれば、季節変動の影響を排除できる。
都内の着工戸数は前年同月比▲51.1%減。
各年6月の変化を可視化したのが次のグラフ。
リーマンショック以来の最低を記録した。
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