国土交通省は6月30日、「住宅着工統計（令和5年5月分）」を公表。
ざっくり言うと
23年5月の住宅着工動向について、次のように記されている。
新設住宅着工戸数：69,561戸
（前年同月比3.5％増、4か月ぶりの増加）
- 分譲住宅：21,389戸
（前年同月比9.1％増、 4か月ぶりの増加）
- マンション：9,700戸
（28.2％増、先月の減少から再びの増加）
これだけでは、よく分からないので、いつものようにマンション関連のデータを中心に可視化してみよう
【全国分譲マンション】前年同月比28.2%増
5月は前年同月比28.2%増。
「先月の減少から再びの増加」であることが確認できる（次図）。
【首都圏分譲マンション】前年同月比40.9%増
三大都市圏別の分譲マンション着工戸数の推移を次図に示す。
上図は季節変動があるので分かりにくい。そこで首都圏について、前年同月比の増減を可視化したのが次のグラフ。このグラフであれば、季節変動の影響を排除できる。
首都圏では、前年同月比40.9%増。
【都内の分譲マンション】前年同月比21.6%増
1都3県の分譲マンション着工戸数の推移を次図に示す。
上図も季節変動があるので分かりにくい。次のグラフであれば、季節変動の影響を排除できる。
都内の着工戸数は前年同月比21.6%増。
各年5月の変化を可視化したのが次のグラフ。
2千戸を下回った。
あわせて読みたい
