国交省は3月22日、羽田空港第3ターミナルに羽田空港のこれから情報コーナー「もっと知りたい羽田空港」を開設することを発表。
開設目的は、新飛行経路の運用による最大の受益者である国際線利用者に対して、羽田空港の機能強化への理解を促進すること(公告文書より)。
情報コーナー「もっと知りたい羽田空港」開設(無料)
- 開設日:23年4月1日(土)
- 開設時間:毎日7時から 22 時まで
- 場所:羽田空港第3ターミナル5階展望デッキ前スカイロード(次図)
(国交省資料より) - 内容:
- デジタルサイネージを使ったショートムービー
- 日本の玄関口 羽田空港へようこそ
- 管制塔から見た1日
- 快適で安全な空の旅を支える5万7千人
- 世界につながる日本一の空港
- 羽田空港のこれから
- 関係自治体の観光紹介ムービー
- 東京都、大田区、川崎市、港区、渋谷区、中野区(順不同、今後追加の可能性あり)
- デジタルサイネージを使ったショートムービー
- 情報コーナー「もっと知りたい羽田空港」全景(次図)
(国交省資料より)
開設目的は、国際線利用者への羽田新ルート理解促進
情報コーナー「もっと知りたい羽田空港」を開設するにあたって、国交省東京航空局は22年7月13日、「情報発信用コンテンツの企画制作及び情報発信拠点整備業務」に係る公告(企画競争)を出している。
業務内容は次の通りだ。
東京国際空港(以下「羽田空港」という。)では令和2年3月29日より新飛行経路の運用を開始しており、関係自治体等より引き続き丁寧な情報提供の実施を求められていることから、国土交通省では、ホームページ、広報チラシ、ニュースレターによる情報提供等を行っているところである。
現在は新型コロナウィルス感染症の影響により、国際線は運休・減便になっているが、今後の復便を見据え、新飛行経路の運用による最大の受益者である国際線利用者に対し、羽田空港の機能強化への理解を促進していく必要がある。
本業務において、羽田空港の社会的意義、国際線増便によるメリットや効果、機能強化に関する取組状況等を発信するためのコンテンツの企画制作を行うとともに、これらのコンテンツを用いた情報発信拠点を第3ターミナルビルへ新たに整備するものである。
4社が応募し、評価点が最も高かった株式会社日本経済社(日本経済新聞社グループの広告会社)が受注している(次表)。
※詳細は、「羽田新ルート|気になる契約情報(22年度)」参照。
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