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住宅着工統計(22年11月)|都内分譲マンション、大幅に増加

国土交通省は12月27日、「住宅着工統計(令和4年11月分)」を公表。

ざっくり言うと


22年11月の住宅着工動向について、次のように記されている。

新設住宅着工戸数は72,372戸

  • 前年同月比1.4%減、2か月連続の減少。

分譲住宅は20,642戸(前年同月比0.8%減,4か月ぶりの減少)

  • マンションは8,092戸(1.8%減、4か月ぶりの減少

これだけでは、よく分からないので、いつものようにマンション関連のデータを中心に可視化してみよう

【全国分譲マンション】前年同月比▲1.8%減

11月は前年同月比▲1.8%減

「4か月ぶりの減少」であることが確認できる(次図)。

分譲マンション着工戸数  前年同月比の増減推移(全国)

【首都圏分譲マンション】前年同月比46.5%増

三大都市圏別の分譲マンション着工戸数の推移を次図に示す。

分譲マンション着工戸数の推移 (三大都市圏別)

 

上図は季節変動があるので分かりにくい。そこで首都圏について、前年同月比の増減を可視化したのが次のグラフ。このグラフであれば、季節変動の影響を排除できる。

首都圏では、前年同月比46.5%増

分譲マンション着工戸数 前年同月比の増減推移(首都圏)

【都内の分譲マンション】前年同月比77.0%増

1都3県の分譲マンション着工戸数の推移を次図に示す。

分譲マンション着工戸数の推移(首都圏)

 

上図も季節変動があるので分かりにくい。次のグラフであれば、季節変動の影響を排除できる。

都内の着工戸数は前年同月比77.0%増

分譲マンション着工戸数 前年同月比の増減推移(東京都)

 

各年11月の変化を可視化したのが次のグラフ。

大幅に増加している。

分譲マンション着工戸数の推移(東京都)

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