先日の記事「2021都議選結果|投票率・得票率を可視化」では、各党の得票率マップをお示しした。
本日は各党の「得票率」と「平均世帯年収」の関係を可視化してみた(次図)。
横軸は、2018年の「住宅・土地統計調査」の「世帯の年間収入階級」データを元に、区ごとに計算した平均世帯年収。縦軸は、東京都選挙管理委員会のサイトに掲載されている2021年東京都議会議員選挙 投開票結果のうち、区ごとの党派別得票率。
上図から、次の特徴が読み取れそうだ。
※以下、区内平均得票率の高い政党順。
- 自民:世帯年収が高くなるほど得票率が高くなる傾向が見られる
- 都民:自民と同様の傾向が見られる
- 公明:世帯年収が低くなるほど得票率が高くなる傾向が見られる(自民と真逆)
- 共産:世帯年収の多寡による得票率の変化が少ない
- 立憲:自民と同様の傾向が見られる(低所得世帯の支持が得られていない!?)