任期満了に伴う目黒区長選(4月19日投開票)では、自公が推薦する現職、青木英二氏(65)が5選を果たした。
国や都に羽田新ルートの中止を求める声を上げるとしていた山本紘子氏(43)は、野党4党(立憲、共産、社民、生活者ネット)の推薦を受けるも届かず。
現職、青木英二氏(65)が5選
自公が推薦する現職、青木英二氏(65)が5選を果たした。
日本維新の会公認の医師、田淵正文氏(61)の参入がなければ、結果は違っていたかもしれない。青木氏は田淵氏に足を向けて寝られない結果となった(次図)。
青木氏の得票率、5期目が最低
最終投票率が33%まで上昇(前回26%)したのは、新型コロナで外出自粛が続いていたことが影響したのだろうか。一般的には、投票率が上がると、組織票に依存している自公に不利に働く。今回は現職に対して、新人2名が挑んだ結果、現職批判票が割れたのであろう。
青木氏の今回の得票率は、1期目のときの41.5%を下回り、39.4%にまで落ち込んでいる(次図)。