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羽田新ルート|目黒区議会「20年第1回定例会」質疑応答

目黒区議会「20年第1回定例会」本会議一般般質問(2月20日)で、羽田新ルートに関して、斉藤優子 議員(共産党)の質疑応答があった。

議会中継(録画)をもとに、テキスト化(約8千文字)しておいた。

※以下長文。時間のない方は「質疑応答のポイント」と「雑感」をお読みいただければと。


質疑応答のポイント

斉藤優子 議員(共産党)
斉藤優子 議員(共産党、区議1期、川村短大卒、50歳)

目黒上空の実機飛行を見て、羽田低空飛行どう考えているのかについてです。

2月2日、午前1時半、「危険な羽田低空飛行は撤回せよ」と70名以上の区民が集まり、暮らしを無視した低空飛行に対する不安や怒り、やめろの声が上がりました。


港区民を中心に住民訴訟、品川区では区民投票を行う準備をしていると報告がされました。怒りと熱が冷めないまま、2時30分、目黒駅に向かってパレードも行われました。
同日、午後4時20分ごろ、とうとう実機飛行が始まり、羽田に向かう飛行機が目黒の上空を数珠つなぎで飛び、大きな騒音が途切れることはありませんでした。


私は、実機飛行があることを知らせようと思い、1月の下旬、青葉台1丁目、3丁目、上目黒1丁目に住む区民20人近くを訪ねました。

2月から騒音測定を理由に目黒の上空を飛行機が飛ぶ。そのことを知らない区民がたくさんいました。2月2日以降、「実機飛行を見た」という区民にその様子を聞いてみると、「威圧感がある」「思ったより飛行機が低く飛んでいると感じて怖い」「かなりうるさい」「空気圧を感じる」と怒りのご意見でした。


そのなかで、印象に残ったのは、目黒川沿いに住む小さなお子さんを育てるお母さんからの心配の声です。
「緑も多く、鳥も多く訪れ、目黒区は川の再生も頑張っています。幸せに子育てをしていました。そのすべてがかき消される気持ちになります。川沿いを散歩するだけで、もうずっと騒音。気分転換にすらなりません。むしろノイローゼになりそうです。この音を聞いて育つ我が子の脳や身体への影響が心配です」と胸の内を語ってくれました。


実機飛行の騒音を受け、各地でさらに運動が広がっています。

新たに、新宿では2月13日、「新宿の空を守る会」が結成され、結成総会には64名が参加しました。3月15日には新宿駅周辺でパレードが行われます。

インターネット上で確認できるだけでも、目黒では「見直せ!危険な都心飛行ルート」と題して集会とパレード。練馬では「やめて!危険な低空飛行計画」のパレードが行われる予定になっています。


2月5日付の共同通信社の取材で、アメリカの大手航空会社デルタ航空は、世界の大空港は100%、降下角3.0が採用されている。羽田新飛行ルートでは3.5度に変更されているが、デルタ航空では、着陸方法の安全性が社内で確認できていない、通常よりも急角度を理由として、実機飛行の運用を見合わせたことが分かりました。


また、2月3日の東京新聞では、新ルートで着陸予定だったトロント発エア・カナダ機が進入のやり方に問題があるとして、着陸を成田空港に変更しました。その理由は、GPSを使った降下角3.5度の着陸にはカナダ当局の承認が得られなかったことが原因です。


アメリカの大手航空会社でも、安全性が確認できていないのが羽田新ルートなのです。以上を踏まえて区長の認識を伺います。

問1:区長は実機飛行を見て、どう思ったか?

(1)点目です。区長は実機飛行を見て、率直に言って、どんなふうに思いましたでしょうか

問2:実機飛行が始まった今でも、区長は区民の理解が得られたと思っている?

(2)点目は、2月2日に羽田低空飛行撤回を求める集会に70名以上の区民が集まり、翌朝テレビで放送され、今後も不安の声が広がることは明らかです。

国交省は、実機飛行を強行し、東京都も国も地元の理解は全く得られていないにも関わらず、「地元の理解を得られた」と言っています。

実機飛行が始まった今でも、区長は本当に区民の理解が得られたと思っているのでしょうか。伺います。

問3:実機飛行を見て、それでも区長は(羽田増便)やむを得ない?

(3)点では、9月5日の私の一般質問に対し、「羽田低空飛行の機能強化を図ることは、首都圏の国際競争力の強化や、訪日外国人のさらなる増加の観点からやむを得ない」と答弁していますが、実機飛行を見て、それでも区長はやむを得ないのか、という見解は変わらないのか、伺います。

問4:ルートの見直しなど、国交省や東京都に対し要望は行わないのか?

(4)点目は、低空飛行の騒音が原因で、心疾患や精神疾患になっても、因果関係が証明されなければ、病気に対する補償はほとんどありません。

また、落下物は部品や氷の塊だけではありません。ジェットエンジンから出される排ガス、漏れたエンジンオイル、鳥がエンジンの中に入って起こるバードストライクの事故などももあります。

区長は28万区民の命や財産、暮らしを守る責任があるはずです。区民を守るために、ルートの見直しなど、国交省や東京都に対し要望は行わないのか、区長の姿勢を伺います。 

青木英二 目黒区長
青木英二 目黒区長(4期、慶応経済卒、元区議⇒都議、64歳)

答1:私が責任を持って(区民の意見・要望を)国へ伝えてまいりたい

目黒区上空の実機飛行を見て、羽田空港低空飛行をどう考えているのか、が第1問。

区長は実機飛行を見てどう思ったかについてでございますが、昨年11月28日開催の都市環境委員会に詳細を情報提供し、改めて本年1月17日には国土交通省から報道発表がありましたとおり、目黒区上空においては2月1日から3月11日までの期間の南風時に実機飛行による確認を7日間程度行うとされたところです。


実際の南風時における実機飛行の確認は、2月2日から開始され、合わせて国土交通省は臨時の騒音測定を行って、最大騒音レベル等を専用ホームページで公表したり、ご質疑の2月2日の実機飛行確認では、本区の最大騒音レベルは速報値で76デシベルでございました。


なお、2月2日の最大騒音レベル速報値については、翌月(日?)の2月3日の時間外になってから公表されたため、部官からの報告は翌々日の2月4日に受けています。

そのうえで、私は同日の夕刻17時過ぎに行われた本区上空における実機飛行確認にあたって自ら総合庁舎の上に上がり、飛行機の状況等を視察したところです。


一方、当日の朝8時台には赤羽一嘉国土交通大臣が会見をし、質疑応答のなかで、「南風時の初回確認日である2月2日の測定結果は現段階においては概ね想定した騒音レベルの範囲ではあるが、精査した後により詳細な測定結果を公表する」旨発言されました。


これまで国からは、日常生活における騒音レベルとして、街路沿いの住宅街で最大75デシベル程度であり、幹線道路など最大80デシベル程度と説明されていること、また、国が、あらかじめ飛行機が飛んでいない時に三田付近の住宅街における音を簡易測定した結果では、騒音レベルの瞬間最大値が79デシベルであることを承知いたしております。


いずれにいたしましても、この度の実機飛行確認を見た区民の皆様からご意見・ご要望いただいた場合には、私が責任を持って国へ伝えてまいりたいと考えております。

答2:区として地元の理解が得られたかどうかの判断を示すことは考えておりません

次に、第2問。区長として本当に地元理解が得られたか、と思っているか、についてでございますが、国では、昨年8月8日に石井啓一国土交通大臣が会見をし、首都圏の国際競争力強化や訪日外国人旅行者の受け入れ等のため、本年3月29日から羽田空港において新飛行経路の運用を開始することを発表いたしました。


会見の際には、石井大臣から質疑応答のなかで、「国土交通省としましては前日に開催された『第5回 首都圏空港機能強化の具体化に向けた協議会』において、関係自体からいただいた騒音・落下物対応や引き続きの情報提供に関するご意見・ご要望をしっかりと受け止め、丁寧に対応していくことを前提に地元の理解が得られたものと判断したところです」の発言があったと公表されてございます。


大臣会見の通り、羽田空港の機能強化を図るために、新飛行経路の運用を開始することは地元の理解が得られたかどうかの判断も含め、国の事業として国が責任を持って判断すべきことと考えております。そのため、議員ご質問のように、区として地元の理解が得られたかどうかの判断を示すことは考えておりません


しかしながら、新飛行経路の運用については区民の皆様にとってこれまで経験したことのないことであり、騒音や落下物等に対して不安に思ってらっしゃることは承知しておるところでございます。


そのため、区といたしましては、これまでも落下物対策の充実・強化、騒音などの環境へのさらなる配慮、迅速で丁寧な情報提供や教室型説明会の開催、新たな課題が生じた場合の適時適切な対応など、国に対して求めており、今後もこれらへの取り組み、対応を継続してまいります


具体的には、国は新飛行経路開始後に関係自治体との間で、情報共有や意見交換を行う場の設定を検討しており、本区も含む経路下の13区が構成員となることから、今後新たな課題など生じた場合には、この枠組みのなかで、区として意見・要望について国に対してしっかり申し上げてまいりたいと考えております。

答3:区としての意見・要望を国に対してしっかりと申し上げてまいりたい

次に、第3問。実機飛行を見てそれでも、区長はやむを得ないとの見解についてでございますが、ご質問の通り、私は令和元年第3回区議会定例会において、議員からいただいた一般質問に「本区といたしましても、羽田空港の機能強化を図ることは首都圏の国際競争力の強化や訪日外国人のさらなる増加の観点から、やむを得ないことと考えているところであります」と答弁いたしました。


再度のご質問ですので、少し詳細に申し上げますと、現在開期中の第201回国会において、本年1月20日に衆議院議長に提出された質問に対する答弁書は、「羽田空港における新たな航空経路のうち、南風時に運用される進入経路は、航空法施行規則第189条第1項第1号の規定に含まれ、同条例第2項の規定に基づき、定められたもの」と書かれており、国が法令に基づき新飛行経路の運用を決定をし、実機飛行確認などが開始されていると理解をしています


なお、「第5回 首都圏空港能強化の具体化に向けた協議会」前日の昨年8月6日の、特別区長会総会において、私は、「引き続き区民の不安の払拭のために騒音の軽減などに取り組んでほしい」ということを目黒区長として、直接国の和田浩一航空局長に対して、きちんと申し上げたところです。


再度になりますが、区といたしましては、区民の皆様から実機飛行確認へのご意見・ご要望をいただいた場合には、責任を持って国へ伝えてまいる所存でございます。


それとともに、国は飛行経路開始後に関係自治体との間で情報共有や意見交換を行う場の設定を検討しており、本区を含む経路下の13区が構成員となることから、今後新たな課題などが生じた場合は、この枠組みのなかで、区としての意見・要望を国に対してしっかりと申し上げてまいりたいと考えております。

答4:今後も責任持ってきちんと(区民の声を)国に伝えてまいる所存

次に、第4問。区長は28万区民の命や財産、暮らしを守る責任はあるはずだが、それでも国交省や国に対し、区民を守るための要望はしないのか、についてですが、空港周辺における飛行機の騒音により生じる障害の防止などの補償は、略称「航空機騒音防止法」に、国が講ずべき措置法が規定されてございます


また、国の対応の基準として、国際的に主流となっている1日の騒音の時間平均を算出した評価指標「時間帯補正等価騒音レベル」を用いることが航空機騒音防止法施行令に規定されていることから、航空機の騒音測定と評価指標の算出は、国が設置する騒音測定局で行われます。


また、国においては、さらなる騒音対策の強化を求める声が強まっていることから、羽田空港の国際機の着陸料について、高騒音航空機の単価をさらに引き上げ、低騒音航空機の単価をさらに引き下げることで、一層の低騒音航空機の利用促進を進めることをする追加対策を既に公表しているところでございます。


ご質問の航空機の騒音に起因するご病気などの声につきましては、法令の根拠や知見のない区が直ちに対応できることではございません

しかしながら、区といたしましては、区民の皆さまからこのような声をいただいた場合には、今後も責任持ってきちんと国に伝えてまいる所存でございます。

斉藤優子(共産党)

再問3:リーダーシップのようなものはない

次に、(3)と(4)について2つ再質問します。

区長は、「国に何かあれば私を通じて言う」というふうな答弁でしたけれども、区長自身は何かそういった区民を守ろうという、リーダーシップのようなものはない、というか、あるかどうかちょっとわからない答弁だったんですが。

突然3月の29日から低空飛行によって、騒音や落下物、大気汚染に悩まされる区民にとって、区長が掲げる「住みたいまち、住み続けたいまち目黒」として、今後も評価され続けるとお考えでしょうか


また、SDGsを理解すれば、「住み続けられる街づくり」「平和と公正をすべての人に」とという目標から、この低空飛行に関しましては、逸脱していると思いますが、区長の考えはいかがでしょうか。

再問4:国に対し、「目黒区上空を飛ぶ羽田新ルートは見直せ」と要望すべき

また、区長は先ほどから仰ってますように「国に対して要望するつもりがない」とか、「自分――、何があれば区のほうに言っていく」ということでしたけれども、世界の大空港の事情と落下物の事情をご存知でしょうか。


2019年第200回臨時国会で、わが党の山添拓参議院が「羽田空港の新飛行ルートに関する質問主意書」を提出しました。

その中の世界の大空港の事情と落下物について、質問に対する答弁をちょっとお伝えしたいんですけれども、「世界の国際空港で直近20年程度の間に、羽田新ルートのように、都心部を低空で飛行する離発着ルートを新たに設定された例があるか」という問いに対しまして、国交省は、「平成30年における年間の離発着回数が多い羽田空港を除く上位30空港についてお尋ねのような例は承知してない」と答弁しています。


また、国交省は2017年11月以降に成田、関空、羽田、中部、福岡、那覇、新千歳の7空港について、航空機の部品欠落情報の報告制度を設けました。
2018年の11月から2019年の10月までの1年間で、部品欠落の報告件数は728件。運用が開始された2017年11月から2019年の10月までの2年間の累積報告件数は1180件と答えていています。


欠落した部品が必ずしもタイヤを出すときのギヤダウンの時に落ちるとは限りません。しかし、落下物はゼロにできないわけですから、危険性を考えますと、国に対し、「目黒区上空を飛ぶ羽田新ルートは見直せ」と要望すべき


いくら区民から、何かそういった声がなかったとしても、その情報を知らなければ、危険性自体を区に伝えることができないわけですから、今このような事情で実機飛行が行われまして、いろんな声が出始めているわけですけども、そういった小さな声であっても、しっかりと、わざわざ都心の上空を飛ばさなくても、「海から入って、海に出る」ルートに設定をすることは、発着枠を考えますとまだまだ可能な状況です


ですから、「新羽田新ルートは見直せ」というようなことを国や国交省に要望すべきと考えますが、いかがでしょうか。

青木英二 目黒区長

再答4:海から入ってくれば解決できる?(逆質問)

羽田の飛行場ですが、「海側から飛んでくるルートがあれば、これは可能だ」というのはちょっと私は専門(ではないので)、そんなに簡単に、今まで、多分こういうのも研究しんじゃないですか


研究してて、今問題がないからこそ、僕らも言ってるわけですし、国もわざわざ問題となるルートなんか選ばないわけで、議員が「ルートは海からくれば可能だ」というのは、私は全く、いままで区長会でそういった議論が――、安全で大丈夫だという議論を1度も、私どものなかからも聞いたことありませんし、1度も聞いてないので、それもちょっと、後で区長としてお答えするためには、「こうで、こうで、こうで、こうやれば、あなたが言う、議員が言う、羽田空港から入ってきたって問題がなくできて、こういった問題が全てなくなる」と言ってくれないと、ただ、簡単に「海から入ってくれば大丈夫だ」ということで片付けられる問題では、これ私はないと思いますから

どうぞ、再々質問の時にそれをきちんと言ってください


簡単に「羽田から、海から入ってくれば解決できる」というような、そういった簡単なことなんですか? という、私が質問するというのもおかしいんですが、そこはもう1度きちんとご質問いただければ、ご答弁を、私が知っている知見のなかで。


「こんなに簡単に、海から入ってくれば、解決できるんですよ」という内容もう1回言ってください
そしたら、私がきちんと分かる範囲で「そうですか」と、お答えができるとうふうに――。

そこをまずきちんとしていただきたい。再質問を、質問していただかないとお答えができません


簡単に(海側から)入れるんじゃないかということは、もちろん私の知見ではお答えはできませんが、中身をもう少し、言っていただければお答えをしたいと思います

再答3:私なりに、リーダーシップを取らせていただいてる

それから、「ちっともリーダーシップが見えないじゃないか」。区長会総体としては、何度も何度も、これは国にも要望もしてきているところでございますし、先ほど申し上げましたように、私は8月6日に和田浩一局長にも直接言いました。


こうで、こうで、こうで、目黒区民は不安をしているから、局長の責任で、あなた行政責任の最高の局長として責任を持ってやってくださいと言いました。


手前味噌ですが、たぶん直接、局長に申し上げたのは私ともう1区の区長さんだけだったというふうに私は思ってますので、そんなことを「リーダーシップです」ということなんて、ここでいう話でもありませんが、議員が「ちっともリーダーシップが見えないじゃないか」というんで、あえてちょっとお答えを申し上げたというとこで、私も私なりに非力でございますが、リーダーシップを取らせていただいてるという、自慢げに話すことではありませんが、申し上げたところでございます。


それから、いま、201国会の中で、縷々共産党の国会議員の方がお話をされた質問で、同じように201国会の中で同じように答弁書が出されていて、これは航空法の規則に基づいて、このルートというのは、基づいて、法令として定められているという、また答弁書も出ております。いわゆる、法に基づいて定められた経路だというのも、委員が同じように答弁書という内容で出ておりまして。法で定められた中で、この経路というのは定められているということでございます。


この経路が、問題があるかどうか。これは、国土交通省が第一義的に判断を国の責任、省の責任、長の責任としてきちんとまずやるべき課題だ、というふうに私は認識をいたしているところでございます。


ただ、じゃあ、私は飛んでのを何も知らなくていいのかということでいえば、先ほど申し上げたように、問題があれば、私どもに申していただければ、たとえば先ほど、具合が悪くなるという話がありました。


私に言われても、残念ながら私はそういった知見がありませんので、それは目黒区が責任を持って、「何丁目何番の斉藤優子さんが、こう具合が悪いと言ってます」。これはきちんと責任を持って、国土交通省の和田局長さんに、私、直に言ってかまいません


どうぞ、そういった方があったら、私どもに言っていただければ、責任を持って申し上げるということでございます。

ただ、私どもが今まで想定をしていないことが起きるとき、それは私どもとしては、いま新しく、今度分科会ができていますので、そのなかで目黒区として、責任を持って、斉藤さんも具合が悪くなった、何とかさんも具合が悪くなった、面的に多くの方が具合が悪くなった、ということであれば、それは目黒区だけじゃないと思います。


飛行機の下を飛んでいく品川区の区民の方も、大田区の区民の方も、同じように具合が悪くなるはずですから、そういった知見が出てくれば、それは勝手に「斉藤さん(国交省に)行きなさい」なんていう、そんなこと私は申しません。


目黒区として、きちんと大田区長さんや品川区長さんと連携して、目黒区でこういった多くの方々が問題が起きている、そういったことをきちんと国に言うと、私のリーダーシップというか、区長ときちんと意見を行いながら、「決まったから関係ない」なんて気持ちもさらさらございませんので、どうぞご心配なく、責任を持って目黒区として対応を伝えていくということはお約束をしたいというふうに思っています。

斉藤優子 議員(共産党)

斉藤:(逆質問再答4に対して)後で資料を提出します

飛行機のことに関しましては、時間がありませんので、きちんと後で資料を提出します

雑感(区議が逆質問を食らう…)

目黒区議会の定例会一般質問で、羽田新ルート問題が取り上げられたのは19年第3回定例会(9月5日)と今回だけ。前回登壇したのも、今回と同じ佐藤議員だった。

筆者の独自調査によれば、目黒区の人口約28万人のうち、航空機騒音の影響を受ける可能性があるのは8%(約2万人)でしかないので、区議の関心が低いのも仕方がないことなのかもしれない。
羽田新ルートの影響を受ける町丁目マップ(目黒区)
羽田新ルートが通過する地域名_目黒区」より

答弁に立った青木区長は、前回同様、国が責任を持って判断すべきというスタンスは1ミリも変わっていない。

区長の答弁で唯一評価できる点があるとすれば、議員から投げられた4つの質問ひとつひとつ丁寧に回答している姿勢であろう。

 

一方、斉藤区議は区長から、「海から入って、海に出る」に関して、次のような逆質問を受けた。

簡単に「羽田から、海から入ってくれば解決できる」というような、そういった簡単なことなんですか? という、私が質問するというのもおかしいんですが、そこはもう1度きちんとご質問いただければ、ご答弁を、私が知っている知見のなかで。

斉藤区議は、不意を突かれたのかどうかわからないが、時間切れを理由に「後で資料を提出します」と応じていた

地域猫活動の追加質問ほうに時間を費やしている場合ではないと思うのだが……。

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