国交省が羽田新飛行ルートに係る「情報発信拠点」(パネル展示)を開設するのは、今回の新宿区で39か所目。新宿区内で開催されるのは今回が4回目。
新宿区内で初のパネル展示
国交省が運営しているサイト「羽田空港のこれから」を閲覧して、「新宿区における情報発信拠点の開設について」のお知らせが掲載されていることに気がついた(次図)。
新宿区立環境学習情報センターで、7月5日(金)から12日(金)までの8日間、羽田新ルートに係る情報発信拠点(パネル展示)が開設される(次図)。
国交省の実績作り39か所
国交省が羽田新飛行ルートに係る「情報発信拠点」(パネル展示)を開設するのは、今回の新宿区で39か所目。新宿区内で開催されるのは今回が4回目(次表)。
国交省がこれまでに羽田新ルートに係る「情報発信拠点」(パネル展示)を開設したのは、17年度11か所、18年度19か所。19年度9か所(6月17日現在)。
新宿区も国交省の隠密作戦に協力!?
新宿区はどうしているのかと言えば――
「広報新宿」最新号(6月15日号)には掲載されていないが、新宿区HPには6月15日付で「新着情報」として掲載されている(次図)。
「羽田空港の機能強化に関する動向について」という見出しを見て、我が事と思い、クリックする区民はどのくらいいるのだろうか。
同リンクをクリックすると、「羽田空港の機能強化に関する動向について」のページに飛ぶ(次図)
さらに「情報発信拠点の開設について(令和元年7月)」をクリックすると、7月5日(金)から12日(金)までの8日間、新宿区立環境学習情報センターで情報発信拠点(パネル展示)の開設される旨が記されていることが分かる(次図)。
「実施内容」として「サウンドシミュレータの展示」としか書かれていないので、羽田新ルートについて知らない人には、何のことなのか全くわからないだろう。
これを読んで「行ってみよう」と思う新宿区民が何人いるのか……。
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