不動産ブログ「マンション・チラシの定点観測」

首都圏を中心に、マンション選びのためのお役立ち情報を提供しています


2013年のマンション市場、コンサルタント6人の予想

2013年のマンション市場はどうなるのか?
買い時なのか、そうではないのか?
コンサルタント6人の予想を以下にピックアップしてみた(日付の古い順)。

中山 登志朗氏(東京カンテイ市場調査部 上席主任研究員)(2012年12月6日)
2013年は税制に注目
消費増税を控えて、住宅ローン減税などが拡充される可能性があります。
そうなれば、購入メリットが増えます。税制がどうなるかは、よく確認したいポイントです。
また、2014年4月の消費税アップを踏まえ供給戸数は拡大する公算が高いので、選択肢も増えると思います。
価格が上昇する可能性は否定できませんが、増税後に価格が下落するかどうかはわかりません。増税後に、需給調整の可能性も高いと思いますから、選択肢の多い時期に購入するほうが得策かも知れません


長谷川 高氏(不動産コンサルタント)(2012年12月10日)
2013年は消費増税に惑わされるな
消費税が上がるからという理由で、焦って買うべきではないと思います。
増税後の価格動向も不透明ですし、必ずしも今が得とも言い切れません
供給物件数が増える分、価格や商品企画を比較検討して納得した選択をすることを是非心がけてください。
今後は、工事費を抑えるために仕様を落とした物件がでてくる可能性があります。


平賀 功一氏(住宅コンサルタント)(2012年12月21日)
消費税増税の影響は? 2013年のマンション市場動向
2013年は、東日本大震災を契機としたエネルギー需給の変化を受けて、さらなる環境配慮型マンションの開発が進む一方、中小企業金融円滑化法の期限切れと目前に迫る消費税増税がマンション市場の動揺を誘います。
政治圧力が住宅市場をも変動させることでしょう。


吉崎誠二氏(船井総合研究所 上席コンサルタント)(2012年12月21日 )
2013年の不動産市況は良い!
13年春先から14年末にかけて、約2年間は市況の活気は続くと見ている。
短期的なものではないだろう。13年は住宅・不動産市況は盛り上がりを見せるだろう。
そして、「モテるマンション」も多く供給されることが予想される。


岡本 郁雄氏(不動産コンサルタント)(2012年12月25日)
消費税アップを目前に控え、供給戸数は増加し買い手の選択肢が増える
2013年は、価格動向や商品企画、融資の組みやすさ、供給戸数増加による選びやすさを踏まえると、新築マンションの購入環境は良いと言えるでしょう。
また、中古マンションに関しても、新築マンションの供給増で買い手有利なエリアが増えると思います。
平成25年の税制大綱の作成が進められていますが、ローン減税の拡充などがどうなるかも注目したいポイントです。


長嶋 修氏(不動産コンサルタント)(2013年1月1日)
2013年の政治・経済と不動産・住宅市場概観
不動産・住宅市場には、これから3年程度で中古住宅・リフォーム市場の拡大が続きます
とはいえこれはそれほどダイナミックなものではなく、新築し上に比べて相対的に、という程度に捉えておけば良いと思います。
これから3年程度をかけて、業界が新築中心から中古・リフォーム中心に体質改善を行なうことはほぼ確実ではあります。

2023年6月1日、このブログ開設から19周年を迎えました (^_^)/
Copyright(C)マンション・チラシの定点観測. All rights reserved.