【第2期本広告】大手町駅直通16分、駅徒歩17分。総戸数60戸、7階建。販売戸数9戸、2LDK(55.25m2)〜4LDK(83.06m2)。販売価格3,180万円〜5,090万円。平成23年9月16日竣工予定(本チラシ掲載日の9カ月後)。
- ※8月28日(土)の物件と同じ。
畑地に建つ中規模マンション。
新聞半紙大のチラシのオモテ面に、「12/11(土)より 第2期登録受付開始」の案内。
あれっ? このあいだ、第1期の「本広告」が出ていたような気がするが、もう第2期の「本広告」が出たのか、と思いながら過去の販売履歴を調べてみた。
『マンション・チラシの定点観測データベース』によれば、以下の通りだ。
- 8月28日:【予告広告】第1期 販売戸数/未定 ※販売予定時期/11月下旬
- 11月12日:【本広告】第1期 販売戸数/36戸
8月28日の「予告広告」で「11月下旬」とされていた第1期販売予定時期が、2週間ほど前倒しの11月12日に開始されていたことが分かる。
2週間も前倒しで、「本広告」が出されたということは、この物件に人気があることを示唆している。
さらに――
- 11月19日:【予告広告】第2期 販売戸数/未定 ※販売予定時期/12月上旬
第1期の販売が開始された1週間後(11月19日)に、第2期の予告広告が出され、予定通り、本日(12月10日)第2期の「本広告」が出されている。
第1期販売(1月12日)の約1カ月後(12月10日)に第2期の「本広告」が出されたことは、依然として人気が高い物件であることを示唆している。
具体的に第1期・第2期の期分け販売状況を“見える化”したのが、右上のグラフ。
このままの勢いでいけば、ひょっとすると年度内の完売もあり得るかもしれない。
駅徒歩17分という、都心のマンションにしては通勤の便が悪そうなこの物件が、なぜゆえこれほど人気があるのか?
あくまでも推定だが――
ひとつには、この物件の敷地が「第2種中高層住居専用地域」とされているように、周辺環境に恵まれていそうな点。
二つ目として、頻繁なバス便を利用できることから、駅徒歩17分の不便さをカバーできそうな点。
3つ目として、値付けの水準が、買い手の期待価格にマッチしているということなのではないだろうか。
そしてなによりも、売り主が大手で、華美なとろころが少なくて安心感を持てることだろう。
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