不動産ブログ「マンション・チラシの定点観測」

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“ガラスタワー”の外観は売主都合

造船所跡地の大規模再開発地区に建つ最後の超高層マンション。

【予告広告】銀座一丁目駅直通5分、駅徒歩9分。総戸数850戸、44階建。販売戸数/未定、1LDK(62.22m2)〜4LDK(154.45m2)。販売価格/未定。平成21年12月9日竣工済み(本チラシ掲載日の4カ月前)。

竣工して既に4カ月足らず経過しているのに、なぜ今頃販売を開始するのか?
同じ売主が近くに建てた超高層ツインタワー(総戸数1,063戸、48階建×2棟)の販売にてこずっていたことが大きな要因と思われる。
超高層ツインタワーのほうは、第5期のチラシまで出ていた。
超高層マンションでも売れない時代



本物件もツインタワーと同様、オフィスビルのような“ガラスタワー”の外観。
外観の格好さは、売主都合。
バルコニーのスペースが限られているから窓の清掃が容易にできないし、避難性能も劣るなど、居住者にとっていいことはほとんどない。


売れ行きに苦労したツインタワーより、さらに駅徒歩時間が5分(=9分−4分)長い本物件の売行きはいかに。

(本日、マンション広告1枚)

2023年6月1日、このブログ開設から19周年を迎えました (^_^)/
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