不動産ブログ「マンション・チラシの定点観測」

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周知期間があまりに短くないか?

小学校と中学校に挟まれた敷地に建つ、大規模マンション。

【第1期2次 本広告】東京駅直通13分、徒歩13分。総戸数135戸、9階建。販売戸数/13戸、2LDK(62.02m2)〜4LDK(78.74m2)。販売価格3,390万円〜4,290万円、最多販売価格帯3,700万円台(4戸)。平成22年12月下旬竣工(本チラシ掲載日の9カ月後)。

  • ※09年11月22日(日)、10年・3月5日(金)・3月12日(金)・3月19日(金)の物件と同じ。



新聞半紙大の「本広告」。

  • 第1期2次登録受付
    • 登録受付期間/平成22年3月27日(土)・3月28日(日)
    • 登録受付時間/3月27日(土)10:00〜18:00、3月28日(日)10:00〜15:00
    • 抽選日時/3月28日(日)16:00〜

おいおい、本日(金曜日)「本広告」を出しておいて、明後日(日曜日)の15時に受け付け締め切り。その1時間後に抽選だなんて!
周知期間があまりに短くないか?


この物件では、第1期のときも同じように、金曜日に広告が出て、日曜日に締め切り・抽選となっていた。
第1期のときは、「予告広告」でモデルルームに集客し、ある程度の販売戸数の目途が立ったところで「本広告」を出した、「即日完売」という販促ワザの疑いがあった。



そういえば、今回(第1期2次)も、3月5日の「予告広告」では「3月中旬」に「本広告」を出すことになっていたのに、3月19日の「予告広告」では「3月下旬」に延伸されているぞ!
今回もまた、「即日完売」を演出する販促ワザか・・・・・・。


不動産公正取引協議会連合会 公正競争規約研究会の編著による「不動産広告の実務と規制(9訂版)」のQA(頁220)で、このあたりのことを信頼失墜行為として、厳に戒めている。

最近の傾向として、予告広告で消費者の反響をみてから価格や販売戸数等を調整するという手法として予告広告を捉えているフシが見受けられますが、本来、予告広告は、消費者に対し価格もしくは販売戸数以外の事項(交通の利便、規模、形質、環境等)をあらかじめ告知し、消費者に物件選択の時間的余裕を与え、事前に検討、理解をしてもらった後、価格もしくは販売戸数が明示された本広告によって最終的な物件選択の判断をしてもらうという趣旨で規定されたものですから、実際には、価格や販売戸数等の取引条件が確定しているのに、本広告を行わずにあえて予告広告を行うことは、予告広告の趣旨ではありません。
安易な販売計画の変更は消費者の不動産業界に対する信頼を失うことになる可能性があり、また、訂正広告を実施すれば、予告広告の内容を自由に変更できるというわけではありませんので、広告をする場合には、慎重に販売計画を立ててから行うようにしてください。

(本日、マンション広告4枚)

2022年6月1日、このブログ開設から18周年を迎えました (^_^)/
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