土曜日、マンション・チラシ5枚。
大手町駅直通14分、駅徒歩6分。総戸数49戸、8階建、2LDK（66.16m2）〜4LDK（83.22m2）。平成17年3月上旬竣工（4ケ月後）。
交通の便の良い、小規模マンション。小学校15m、ジャスコ180m、ダイエー620m、公園380m。マンション周辺の施設の写真の下に具体的な距離が掲載されている。
葛西臨海公園まで3.1kmとあるのは、どうも直線距離のようだ。
ここまでは許せるのだが、「お台場パレットタウン○○km」というのはいかがなものだろうか。
「○○km」とあるのは、具体的な数値が入っていないので、明らかに校正ミスなのだが、本物件の周辺施設とするには、あまりにも遠い。
念のために地図で測ってみたら、直線距離で約8kmある。直線で8kmといえば、上野動物園と同じ距離だ。上野公園の写真ではなく、あえて大観覧車がランドマークになっているお台場の人気レジャースポットの写真を、しかも距離を示さないままにチラシに掲載するのは、不当表示ではないのか。
「不動産の公正競争規約」では、「学校、病院、官公署その他の公共・公益施設又はデパート、商店その他の商業施設若しくは生活施設の利用の便宜について、実際のものよりも優良であると誤認されるおそれのある表示」を禁止している。
ちなみに、前の週の同物件のチラシの写真を確認すると、「お台場パレットタウン」の写真の代わりに「レインボーブリッジ（現地より約10km）」の写真が掲載されていた。これも物件の周辺施設とするには遠すぎる。
マンション・チラシの周辺施設のイメージ写真には気をつけましょう。
