住宅金融支援機構は2月3日、2016年度の「民間住宅ローンの貸出動向調査」結果を発表。
「金利タイプ別の住宅ローン貸出実績」や「住宅ローン新規貸出の金利タイプ別構成比(業態別)」といった業界関係者にとってのお役立ちデータだけでなく、「最近、重視度が増していると考えられる審査項目」といった消費者にとってもお役立ちのデータが掲載されている。
貸し手が重視している審査項目は何か?
過去に発表されたデータも含め、グラフにしてみた(次図)。
やはりというか、貸し手(金融機関)は特に「返済負担率(毎月返済額/月収)」、次に「職種、勤務先、雇用形態」を重視していることが分かる。
あとは「借入者の社会属性」と「借入比率(借入額/担保価値)」といったところ。
背伸びし過ぎて借りようとしている人や、雇用が安定していない人にとっては、住宅ローンの審査は厳しいようだ。
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