マンション市況を把握するために、筆者が定期的にチェックしている主なサイトを以下にまとめてみた。
新築マンション市場動向(不動産経済研究所) ☆☆☆
毎月中旬に発表される「首都圏・近畿圏のマンション市場動向」は、さまざまな公的資料の情報源にもなっている。
年間供給予想値が実績値よりも2割ほど高めなのが玉にキズ。
中古マンション市場動向(レインズ) ☆☆
国交省の外郭団体である不動産流通機構が運営しているのが不動産流通標準情報システムREINS(Real Estate Information Network System)。
「最近の取引動向」のほか、「月例マーケットウオッチ」「マンション流通価格指数」が掲載されている。
住宅着工統計(国交省) ☆
首都圏・中部圏・近畿圏の新設マンションの着工戸数(都府県別)の経年データを知ることができる。
不動産経済研究所の「新築分譲マンション」が「3階建以上の民間中高層共同分譲住宅(投資用・定期借地権・賃貸・非分譲住戸・店舗・事務所は含まず)」を対象としているのに対して、国交省の「新設マンション」は「鉄骨、鉄筋造の共同住宅で分譲されるもの(届出義務のない床面積10m2以下の建築物は含まれていない)」と対象範囲が広いことに要留意。
住宅性能表示(国交省) ☆
毎月、「住宅性能表示制度の実施状況」が公表されている。
マンション価格データ(東京カンテイ)
「中古マンション70m2価格(毎月20日頃更新)」「全国中古マンション価格天気図(毎月末更新)」「分譲マンション賃料月別推移(毎月15日頃更新)」といったマンション価格データが定期的に公開されている。
月例マンション動向(マーキュリー)
首都圏分譲マンションの供給・売行き・坪単価・面積・価格を毎月エリア毎に集計。
また、着工・竣工件数や、供給の多い行政区、駅の個別ランキングも掲載されている。
(本日、マンション広告なし)