不動産経済研究所は11月20日、10月の「首都圏新築分譲マンション市場動向」を発表。
- 発売28.2%減の1,316戸と、6月以来の減少。23区と千葉県が大幅減。
- 平均価格9,895万円。都心高額物件の供給で6カ月連続アップ。
- 初月契約率は20.3Pダウンの63.0%。在庫は大幅圧縮。
これだけではよく分からないので、同研究所が過去に発表した数値データも含め、いつものように、首都圏の新築マンション市場動向のトレンドを可視化してみた。
首都圏全体(発売戸数・発売単価・販売在庫の推移)
発売戸数・発売単価・販売在庫の推移を下図に示す。
- 発売戸数
上下動が激しい。 - 発売単価
上下動が激しいが、高値水準を維持している。25年10月は153.8万円。 - 販売在庫数
5,000戸前後で推移している。

発売戸数の前年同月比の推移を可視化したのが次図。
新型コロナ感染拡大の影響で、20年5月に▲82.2%(前年同月比)まで大幅に減少したあと大きくリバウンド。25年10月は▲28.2%減。

1都3県 ※23区に着目
発売戸数の推移
23区に着目すると10月の発売戸数535戸は、前年同月比で▲34.4%減(次図)。

m2単価の推移
23区の発売単価は、上下動が激しいが、高値水準を維持している。25年10月は2年7か月ぶりに250万円突破(252.5万円)。
※23年3月は都心大型・高額物件の発売の影響で284.0万円!

23区
価格帯別の発売戸数割合の推移
23区の発売戸数の割合は、1億円未満の価格帯が激減した。

※「1億円台」を10分割(1千万円刻み)にすれば山は低くなるが、その点は突っ込まないでほしい。不動産経済研究所が発表している「1億円台」の内訳がないので、やむなし。
億ションの発売戸数・率の推移
億ション率(全発売戸数に占める億ションの割合)は、20年以降さらに増加する傾向にあり、たびたび20%を超えている。25年10月は51.0%(次図)。

まとめ
- 首都圏
- 発売戸数
新型コロナ感染拡大の影響で、20年5月に▲82.2%(前年同月比)まで大幅に減少したあと大きくリバウンド。25年10月は▲28.2%減。 - 発売単価
23年に入って上昇傾向が加速している。25年10月は153.8万円。 - 販売在庫数
5,000戸前後で推移している。
- 発売戸数
- 23区
- 発売単価
23年に入ってから上昇傾向が加速している。25年10月は2年7か月ぶりに250万円突破(252.5万円)。 - 発売戸数の割合
23区の発売戸数の割合は、1億円未満の価格帯が激減した。
- 億ション
億ション率(全発売戸数に占める億ションの割合)は、20年以降さらに増加する傾向にあり、たびたび20%を超えている。25年10月は51.0%。
- 発売単価
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