国土交通省は10月31日、「住宅着工統計(令和5年9月分)」を公表。
ざっくり言うと
23年9月の住宅着工動向について、次のように記されている。
新設住宅着工戸数:68,941戸
(前年同月比6.8%減、4か月連続の減少)
- 分譲住宅:19,266戸
(前年同月比 7.3%減、4か月連続の減少)
- マンション:8,148戸
(2.8%減、3か月連続の減少)
これだけでは、よく分からないので、いつものようにマンション関連のデータを中心に可視化してみよう
【全国分譲マンション】前年同月比▲2.8%減
9月は前年同月比▲2.8%減。
「3か月連続の減少」であることが確認できる(次図)。
【首都圏分譲マンション】前年同月比▲25.6%減
三大都市圏別の分譲マンション着工戸数の推移を次図に示す。
上図は季節変動があるので分かりにくい。そこで首都圏について、前年同月比の増減を可視化したのが次のグラフ。このグラフであれば、季節変動の影響を排除できる。
首都圏では、前年同月比▲25.6%減。
【都内の分譲マンション】前年同月比▲41.0%減
1都3県の分譲マンション着工戸数の推移を次図に示す。
上図も季節変動があるので分かりにくい。次のグラフであれば、季節変動の影響を排除できる。
都内の着工戸数は前年同月比▲41.0%減。
各年9月の変化を可視化したのが次のグラフ。
1千500戸を下回った。
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