毎年、元旦の朝はコンビニで全国紙(読売・毎日・産経・日経)と東京新聞を買ってくることにしている(写真)。
(2023年元旦の全国5紙+東京新聞)
読売読者はスカスカの紙面を読まされている!?
コンビニで買い込んだ6紙と親の代から取っている朝日新聞を読み比べてみると、各紙に掲載された記事の右寄り・左寄りの傾向がよく分かる。
記事の内容はさておき、パラパラとめくっていくと、やたらと「全面広告」が目立つ。
6紙の「全面広告」を比較した結果を次図に示す。
全紙面数に対して「全面広告」の占める割合が最も大きいのは、読売(53%)。読売の読者はスカスカの紙面を読まされているのである。
次いで大きいのは日経(48%)。日経は全体のページ数が48ページと他紙を圧倒しているが、スカスカな部分も多いのである。
逆に、東京新聞は全体のページ数は30ページと最も少ないが(そのぶん価格も安い)、全面広告の割合は3分の1と最も少ない。記事の内容はともかく、コスパは良い。
日経、メーカーの広告割合が大きい
全面広告の業界別内訳を調べた結果を次図に示す。主な特徴は次のとおりである。
- 朝日・読売:メーカーと出版業界の広告割合が大きい。
- 毎日:メーカーと教育関係の広告割合が小さい。
- 産経:メーカーの広告割合が大きい一方、教育関係の広告はゼロ。
- 日経:メーカーの広告割合が大きい。
- 東京新聞:メーカーの広告割合が大きい一方、出版業界の広告はゼロ。
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