国土交通省は8月31日、「住宅着工統計(令和4年7月分)」を公表。
ざっくり言うと
22年7月の住宅着工動向について、次のように記されている。
新設住宅着工戸数は72,981 戸
- 前年同月比5.4%減、3か月連続の減少
分譲住宅は20,612戸(前年同月比4.0%減、先月の増加から再びの減少)
- マンションは8,053戸(11.7%減、先月の増加から再びの減少)
これだけでは、よく分からないので、いつものようにマンション関連のデータを中心に可視化してみよう
【全国分譲マンション】前年同月比▲11.7%減
7月は前年同月比▲11.7%減。
「先月の減少から再びの増加」であることが確認できる(次図)。
【首都圏分譲マンション】前年同月比▲12.8%減
三大都市圏別の分譲マンション着工戸数の推移を次図に示す。
※黒色破線は、多項式(5次)の近似曲線。以下同じ。
上図は季節変動があるので分かりにくい。そこで首都圏について、前年同月比の増減を可視化したのが次のグラフ。このグラフであれば、季節変動の影響を排除できる。
首都圏では、前年同月比▲12.8%減。
【都内の分譲マンション】前年同月比▲26.5%減
1都3県の分譲マンション着工戸数の推移を次図に示す。
上図も季節変動があるので分かりにくい。次のグラフであれば、季節変動の影響を排除できる。
都内の着工戸数は前年同月比▲26.5%減。
各年7月の変化を可視化したのが次のグラフ。
ほぼ例年並み。
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