今週発行された「SUUMO新築マンション首都圏版3月28日号」の裏表紙がいつもと違う。
いつもは不動産会社の広告が掲載されているのだが、今号には「スーモカウンター」の「電話相談」の広告が掲載されているのだ(写真)。
スーモカウンターの広告が裏表紙に掲載されるのは初めて(たぶん)。
- なぜ、スーモカウンターは「無料」なのか?
- スーモカウンターの中立性は確保されているのか?
- スーモカウンターは中古マンションの相談には応じない
- スーモカウンターは見学済み候補物件の絞り込みには応じない
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なぜ、スーモカウンターは「無料」なのか?
まず「無料」であることの理由を確認しておこう。
スーモのホームページに「お客様への約束」として、その理由が記されている。
なぜ無料??
その理由は登録している不動産会社から広告宣伝費をいただいて運営しているためです。(以下略)
不動産会社からの広告宣伝費があるから、「無料」だという。
では、スーモカウンターのアドバイザーは、相談者よりもクライアント(広告主)の利益を優先することはないのか?
スーモカウンターの中立性は確保されているのか?
「お客様への約束」として、「中立的な立場」と言い切ってはいるが、その根拠は示されていない。
なんだかどこかの政治家みたいである。
お客様のお悩みやご相談内容に基づき、中立的な立場でご要望に沿った新築マンションをご紹介いたします。
(同上)
広告主からの宣伝広告費がスーモカウンターのアドバイザーの給与の源泉だとすると、利益相反することはないのか?
アドバイザーは、ホントに中立な助言に徹しているのだろうか?
スーモカウンター新築マンションのご利用上の注意事項
4. 本サービスのご利用にあたっては録音禁止とさせていただきます。ユーザーがこれに違反した場合、当社は、今後、ユーザーへの本サービスの提供を中止させていただくことがあります。
録音されてマズイことでもあるのだろうか?
スーモカウンターは中古マンションの相談には応じない
ちなみに、スーモカウンターでは中古マンションの相談には対応しないことになっている。
あくまでも新築マンションだけ。
広告宣伝費の対象が新築マンションなのだから、そういう対応になっているのであろう。
中古マンションや建売りを検討中ですが、相談に行ってもいいですか?スーモカウンターでは新築マンションのみの取り扱いとなります。
中古マンションはスーモマガジンやSUUMOの情報サイトでお探しいただき、その物件を扱っている不動産会社にお問い合わせください。
スーモカウンターは見学済み候補物件の絞り込みには応じない
〇〇マンションか?△△マンションか?
よくある相談事項だ。
でも、「見学済みの候補物件の絞り込みをしている方」は、スーモカウンターの対象ではないという。
紹介したい物件の成約につながらないからなのか・・・・・・。
〇〇マンションと△△マンション、どちらにしようか迷っているのですが、相談できますか?
残念ながら、すでにご見学済みの候補物件の絞り込みをしている方にはお役にたてません。
購入の最終的なご判断は、ご自身でお願いしております。
見学前で迷われている場合は、スーモカウンターで要望整理のお手伝いができますので、ご相談ください。
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(本日、マンション広告なし)