サラリーマンが昼に食べるメニューのランキング1位は何か?
ネットでググると、「食べログ」「楽天レシピ」などに汚染されることなく、「サラリーマンの昼食満足度ランキング(外食チェーン編)」がトップに表示された。
2009年3月とチョット古い調査結果だが、1都3県の20代~60代の会社員(有効回答2,072人)のTOP10は次のとおり。
マックが1位。
※( )内人数は回答者数。
- 1位:マクドナルド(198人)
- 2位:松屋(142人)
- 3位:吉野家(138人)
- 4位:大戸屋(114人)
- 5位:サイゼリヤ(92人)
- 6位:ガスト(84人)
- 7位:すき家(80人)
- 8位:モスバーガー(79人)
- 9位:とんかつ和幸(63人)
- 10位:なか卯(60人)
うまい、安い、早い。
吉牛のスローガンではないが、TOP3に選ばれたマクドナルド、松屋、吉野家はこの3つの要件を満たしているので「満足度」が高いのであろう。
ここで注意したいのは、「食べたいランキング」ではなくて、「満足度ランキング」であることだ。
お金がない、時間がない、そんなサラリーマンにとって満足度が高いということ。
お金があって、昼食にたっぷり時間をかけられるのであれば、ステーキや寿司(回転寿司ではない!)が食べたいのでは。
住みたい街ランキングにも似たようなところがある。
HOME'Sに掲載された2017年首都圏「買って住みたい街ランキング」。1位が船橋という違和感。
実際は、「買って住みたい街ランキング」ではなく、「 ユーザーからの問合せの多かった駅名ランキング」を意味している。
高くて買えない都心のマンションを諦め、手が届きそうな郊外のマンションへの問い合わせが増えた結果、船橋が1位になったということだ(解明!?住みたい街ランキング1位が恵比寿でも吉祥寺でもなく船橋である理由)。
見出しを「問合せの多かった駅名ランキング」とせず、「住みたい街ランキング」としていることや、調査方法をコロコロ変更していること、また変更した事実とその理由を併記していないことに、本質的な問題があるという点を指摘しておきたい。
あっ、もう昼飯の時間だ!